日本代表主将MF遠藤航がリバプールへ!移籍金27億円、今日メディカルチェックと伊の著名記者
[2023年8月17日6時17分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308170000026.html
リバプールは、最近やや低迷していますがプレミアの名門です。遠藤航選手は、ブンデス(ドイツ)では有名人ですがリバプールから声がかかるとは思いませんでした。
年齢も30歳ですし上位のクラブへの移籍はないだろうと思っていました。ブンデスの下位のクラブとは言え、シュツットガルトのキャプテンですから、チーム内の信頼は絶大なものがあります。シュツットガルトで引退までプレーすれば、シュツットガルトのレジエンドにもなれると思います。
ポジションは、守備的なボランチで最も1対1の戦いの多いポジションです。ブンデス1の「デュエル(決闘)王」ですから、その意味での評価は高いと思います。しかし、ブンデスの上位クラブからは、声がかかかりませんでした。
リバプールの監督のクロップは、ドルトムント時代には香川真司を重用してブンデス優勝しました。リバプールでも南野拓実をスカウトしました。南野は残念ながらリバプールの厚い選手層に勝てずレギュラーには、なれずモナコに移籍しました。
ここで目利きのスカウト「ダイヤモンド・アイ」のミスリンタート氏の事を取り上げます。
ドルトムント時代に香川真司をスカウトしたのが、ミスリンタート氏です。
その後、シュツットガルトに加わりその時代にスカウトした一人が、遠藤航選手です。日本人では、他に伊藤洋輝もスカウトしました。
シュツットガルトは低予算ですからそんなに値段の高い選手は、スカウトできません。だからJ1やベルギーの日本人選手をスカウトしました。ミスリンタート氏の目は確かで、遠藤航選手はブンデス1の「デュエル(決闘)王」になり、キャプテンです。シュツットガルトの監督が最も信頼を置く選手に成長しました。
リバプールのクロップ監督はドルトムント時代にミスリンタート氏と一緒に仕事をしています。ミスリンタート氏のスカウトとしての能力の高さは、十分知っています。だから、おそらくクロップ監督はミスリンタート氏に遠藤航選手の事を確認したと思います。
今、リバプールの中盤は選手がいなくて不安定です。それを補強するための選手補強ですから人選は、したと思います。獲得にかかるコストと品質を考えて遠藤航選手に決めたのであろうと思います。
南野拓実の場合はあくまで控えとしての獲得でしたが、遠藤航選手はリバプールの選手層の薄さを補うための補強ですから出場の機会は与えられると思います。
クロップ監督は先発メンバーを固定してそれ以外、ベンチ要員にすることが多いので、外れるとベンチの可能性もあります。先発メンバーに入れば、常時起用されると思います。そこらへんは、遠藤航選手の実力次第ですけれど・・
しかし、これはすごい話です。プレミアのビッグクラブに守備的なポジションで獲得されたのは、アーセナルの富安選手だけです。遠藤航選手が移籍すれば二人目です。今、プレミアのビッグクラブにいる日本人選手は、富安選手だけですから、スカウトされること自体が凄いことです。
三苫選手は、まだ中堅クラブです。移籍金27億円も格安と言えます。ブンデスの下位のシュツットガルトだから安いですが、上位のクラブにいればこの程度ではないと思います。
まだリーク情報の段階ですけれど、「現地時間の17日にメディカルチェックを受ける」と言うことですから話が決まるのなら数日中です。
中々プレミアのビッグクラブに移籍することなど普通出来ませんから、移籍することを前提に頑張ってほしいと思います。イングランドのファンもデュエルを好むと思いますから、喜ばれるのは間違いありません。ブンデスのごっつい選手を相手にデュエルに勝っているのですから、遠藤航選手のデュエルの強さは、ちょっとやそっとのものではありません。
※解説した記事
遠藤航、リバプール移籍舞台裏…守備的MF世界一ファビーニョ後釜、今夏中盤強化もアンカー不在
[2023年8月17日11時38分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308170000307.html