「北の山・じろう」日記

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2024MLB>8月16日>400塁打への挑戦、アーロン・ジャッジとボビー・ウィットJr

2024-08-17 19:13:05 | MBL & プロ野球

今日の試合を終わった時点の打撃成績
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/stats/batter?gameKindId=1001

ジャッジ
塁打数306(121試合)
160試合換算⇒404・62ペース

ジャッジは昨日か一昨日から年間400塁打ペースに乗りました。このペースを維持すれば、年間400塁打達成です。
今日、ボビー・ウィットJr君の塁打数を見て驚きました。

ボビー・ウィットJr
塁打数302(122試合)
162試合換算⇒401ペース
※ジャッジは2試合休んでいるので出場試合が2試合減ります。

今日、ウィットJr君は25号HRを打ち4打数3安打で塁打数が6塁打加算されて一気に400塁打ペースに乗りました。

400塁打達成者
https://super-yakyujin.com/blog-entry-mlb_total-bases.html
2000年前後の薬物使用の選手を除外すると、一番最近達成したのは、1978年ジム・ライスの406塁打まで遡ります。戦後に区切れば、たった3人しか達成していません。

このように戦後のメジャーでは、非常に達成が困難な記録です。

そもそも400塁打を達成するのは、どのようなタイプの打者か❓
アベレージ・ヒッターと長距離ヒッターの要素を併せ持つかなりレベルの高い打者だけです。
HRだけ多くても出来ませんし、単なるアベレージ・ヒッターには不可能です。
個人的には、優れた打者を比較するのには最も適した数字ではないか・と思っています。
OPSよりも、もっとその性質が強いと思います。

ジャッジが62HRを打った年でさえ391塁打です。
この年のジャッジは、安打数が足りませんでした。
あと9本シングルを打っていれば達成していました。

プホルスが394塁打、Aロドリゲスが393塁打。
400塁打が、いかに難しい記録か分かるでしょう❓

ジャッジは、タイプを言えばパワーヒッター型です。
だから安打数が足りません。
今シーズン、打率が向上しましたので安打数が増えたのが現在400塁打ペースを維持している理由です。

ウィットJr君は、アベレージと長打のバランス型です。
どちらかと言うとジャッジより達成しやすいと思います。
最近、HRが4本連続で出ました。これで一気に塁打数が増えたので400塁打ペースに乗りました。
ウィットJr君は、今後長打をどれだけ加算できるかがポイントです。

ジャッジは、今のペースを維持していけば達成が濃厚です。

もし1年で同時達成者が現れれば1927年のベーブ・ルースとルー・ゲーリックの同時達成以来の記録になります。
(この時代は、今より試合数の少なかった時代です)
MLB史上、2回目の快挙になります。

今年は、この意味で歴史的な年になるかもしれません。

『※私は、この記録から2000年前後の薬物使用の選手を除外しています。余りにもこの時期だけ達成者が多いのは、やはり薬物使用が大きく影響していると考えるからです。』

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b



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