「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

「欧州政治共同体」の第2回会合が1日、モルドバで開催された<2023年6月

2023-06-03 19:48:03 | ヨーロッパ

「欧州政治共同体」対ロ結束誇示 ウクライナ大統領も参加―40カ国以上から首脳ら集う・モルドバ
2023年06月01日20時27分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023060100658&g=int

これに、どんな意味があるのか?
「欧州政治共同体」は、フランスが提唱して始まった訳の分からない会議です。趣旨が分からないという意味です。つまり、ユーロでもなくNATOでもありません。

ヨーロッパ村の寄り合い的な意味しかありません。最終的には、拡大版ユーロを意図しているのでしょうが現在のところ、村の寄り合い的な意味しか見出せません。
「40カ国以上の首脳らが参加した。」と言うことですから、ヨーロッパの国々の結束力を示す意味があるのかもしれません。

ロシアに内政干渉的な介入を受けて困っている国は、結構あります。しかし、NATOに加盟していなければ怯えて我慢するしかありません。モルドバは、その典型的な小国です。

ロシアは、ロシア系住民を動員してモルドバ政府の不安定化、または親ロシア勢力の政権奪取を目論んで工作をしています。分かっていても、モルドバにはそれを排除するすべがありません。40カ国以上の首脳が集合して、そのモルドバで形式的とは言え、「欧州政治共同体」の会合が持たれたらどうでしょう?

ヨーロッパの多くの国々は、軍隊を派遣する事はないけれどモルドバを、ウクライナ方式で全面的に支持し支援すると言うことです。そして、部隊を派遣できる国もあります。ウクライナです。ロシアとの戦争で大変ですが、1000人単位の部隊の派遣は、出来るでしょう。ウクライナは、NATOに加盟していませんのでロシアの軍事勢力と紛争が起きてもロシアとNATOの紛争ではありません。

そこにウクライナの大統領が出席してるのは?
場合によっては、そうするぞ!と言う意味です。
ウクライナにとっても西の隣国であるモルドバに親ロシア政権が出来るのは避けたいところです。同じ西側の仲間です。ロシア憎しのウクライナ国民は、困難に陥ったモルドバにウクライナ軍が派兵することに反対は、しないと思います。必要な人員は、2000~3000人ですから。

つまり、そう言う意味があります。
ロシアがモルドバに介入するのは、止めろ!と言うことです。



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