「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ軍の爆撃ドローン(地雷爆弾?)<ウクライナ紛争2023年9月

2023-09-12 17:45:22 | ウクライナ紛争

ロシア主力戦車T-72B3が暴発するレア映像
2023年9月11日(月)15時24分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/09/t-72b3.php

見事な爆発です。このケースでは戦車兵はトーストです。これがソ連製戦車の欠点で砲塔に直撃を受けると砲塔内の戦車砲の砲弾が誘爆します。
これは、ウクライナ軍の新工夫です。前から爆弾投下型ドローンはあります。今回は回収した廃物を再利用する方法を考えたようです。

ウクライナ軍は大量にある対戦車地雷をドローンに搭載し、無誘導爆弾として再利用している
2023-09-07
https://milirepo.sabatech.jp/the-ukrainian-military-is-loading-a-large-number-of-anti-tank-mines-onto-drones-and-reusing-them-as-unguided-bombs/

南部戦線の地雷原に無数に埋設されているロシア軍の対戦車地雷を少し改造して簡易爆弾として再利用しているようです。
『ただ、ネックとしては重量だ。TM-62の重量は7kgと重く、中型以上のクアッドドローンにしか搭載できない。』

エンジンを強化するとかして重量の問題を解決したようです。戦車を吹き飛ばすための地雷ですから威力は十分です。地雷原から掘り出した地雷も膨大に溜まっていると思います。費用無料(ロシア軍のカンパ)の即席爆弾です。もし、なくなれば掘りに行けばすぐ補充できるのが最大のメリットです。戦争が終わるまで掘ってもなくならないと思います。

※今、ドローン技術も使用方法も徐々に進歩しています。
ロシア軍の武装ヘリが、ウクライナ軍の戦車を狙うときに自爆攻撃を仕掛けるドローンもあります。ロシア軍の武装ヘリは、赤外線誘導方式のミサイルを使いますので数十秒同じところでホバリングして静止しなければなりません。それを近くにいるウクライナ軍の自爆ドローンが狙います。今のところ逃げられるようですが、もう少しドローンのオペレーターの腕が上がると命中するかもしれません。

2023.09.08
『ウクライナ軍、小型ドローンでロシア攻撃ヘリ仕留めかける』
https://forbesjapan.com/articles/detail/65857

※もっと優れものもあります。
『従来の軍用機には、なす術なし...露軍ヘリとジェット機が、どうしてもドローンを撃墜できない様子を撮影』
2023年9月9日(土)12時41分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/09/post-102601.php

以前は、クリミアを攻撃するのは自爆型ドローンだったと思います。最新型は、爆弾を投下した後に基地に帰ってくるようです。また、使えると言うわけです。

ドローンは、機関銃や機関砲の射程を外れると後は武装ヘリか戦闘機で撃墜するしかありません。こんな安物のドローンに迎撃ミサイルが使えないのは、ロシア軍も同じです。

それで戦闘機1機と武装ヘリ2機が追跡して撃墜しようとしたようです。ところが?

ドローンは、小型で低速な分、小回りが利きます。スイスイ射撃を交わして基地に帰還したようです。また、クリミアに行って爆弾を投下して、追いかけっこするのでしょうね?

ちなみに、このドローンは飛行機型のドローンです。やや大型でそこそこの重量の爆弾が搭載出来て航続距離の長いタイプです。

半年前には、こんなドローンはなかったと思います。
ロシア軍謹製の地雷爆弾返礼ドローンとかね?
戦闘機がないから、色いろ考えるのですね?

「必要は、発明の母」

ロシア軍には、間違いなく嫌われるウクライナ軍の母です。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。