「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

新旧ウクライナ軍最高司令官>ザルジニーとシルスキー<ウクライナ紛争2024.3.1

2024-03-02 09:16:27 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ゼレンスキー大統領就任 2019年5月20日~

ヴァレリー・ザルジニー(50歳)
1997年にオデッサ陸軍士官学校を卒業
2007年に国立国防アカデミーを卒業
第24独立機械化旅団参謀長兼副司令官
2009年から2012年まで第51独立機械化旅団長
2014年にウクライナ国防大学を卒業
2017年に西部作戦管区参謀長兼副司令官
2018年にウクライナ統合軍事作戦司令部副司令官
2019年に北部作戦管区司令官
2021年7月27日ウクライナ軍総司令官
2024年2月8日解任

オレクサンドル・シルスキー(58歳)
モスクワ高等軍事学校を卒業
1980年にウクライナに移住
1991年までソ連軍人
チェコスロバキア、アフガニスタン、タジキスタンに駐留
アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)
2019年8月5日から第10代ウクライナ陸軍司令官
2020年8月23日上級大将
2024年2月8日ウクライナ軍総司令官

ザルジニーとシルスキーは、ゼレンスキーが大統領就任後抜擢されたと言えます。特にザルジニーの抜擢は異例です。そして、ロシア軍の侵攻の前年にさらに異例の抜擢人事でウクライナ軍総司令官に就任しています。ほぼ実戦経験はなくペーパー将軍です。

※以下は私の推測です。
アメリカ人事だと思います。アメリカ軍と太いパイプを持っているようです。アメリカの国防長官の発言だと思いますが、とにかくウクライナの内情を全部話していたようです。話すぎだと言っていました。ロシアの軍事侵攻を予測してアメリカとのパイプ役を期待されたと言うのが私の推測です。アメリカ筋から強引に押し付けられた可能性もあります。何もしない軍人が英雄になってしましました。

※ここからは本文に戻ります。
ゼレンスキー後、古い旧ソ連タイプの将軍はかなり更迭されたのではないかと思います。
現在の軍管区司令官は、全部少将です。
東部作戦管区オレグ・ミカッツ少将2021年8月9日~
西部作戦管区 セルギー・リトビノフ少将2021年8月~                                               
北部作戦管区ヴィクトル・ニコリウク少将2021年~
南部作戦管区アンドリー・コワルチュク少将2021年~

単にウクライナ軍内部の定期的な人事異動かもしれません。しかし、ロシアの軍事侵攻の前年に全部交代しています。

何か意図的なものを感じます。

こうしてみると古いソ連タイプの将軍は、シルスキーだけです。シルスキーは軍歴を見るとアフガン戦争にも参加した実務履歴の長い将軍です。古い将軍の代表とも言えます。

※以下も私の推測です。
ウクライナ軍内部に親米派の若手の軍人と古い民族派の二つの派閥があるとします。民族派軍人派閥の引退の条件がシルスキーをNo2として残すことでなかったのか・と思います。
当然、民族派軍人派閥がなくなったわけではなく今も残っていると思います。

アメリカ頼りのゼレンスキーは、アメリカ軍人派閥に頼りたいのだろうと思います。
しかしザルジニーは、あえてゼレンスキーに反旗を翻して更迭されるように仕向けました。
アメリカ軍筋が(大統領ではありません)ゼレンスキーを見限った可能性を示しています。

アメリカ派閥に見放されたゼレンスキーは、やむを得ず民族派軍人派閥に乗り換えたのではないか・と思います。

もちろん、これは私の推測にすぎません。
しかし2021年のウクライナ軍の幹部人事を見ると、何か外部からの影響があった可能性もあります。その影響を考えると、一番可能性のあるのはアメリカ軍筋です。政治ど素人のゼレンスキーの知恵ではないでしょう❓

仮にアメリカ軍筋がウクライナ軍の幹部を入れ替えたとするなら、相当怪しいですね❓
何のためかと言うとロシア軍の侵攻に備えたのであろうと思います。

仮にウクライナ軍内部に二つの派閥があるとするとアメリカ派閥の代表のザルジニーを逃がした(泥をかぶらないようにした)事には、また理由があるような気がします。

シルスキーが敗戦か劣勢の責任を問われたとき、何が起きるか❓
(トカゲのしっぽ切り・用に見えなくもないです❓切られるシッポが2本だったりして❓)

※某ア◎リカ軍筋が、なぜこうするか❓
トランプ大統領誕生に備えた保険だと思います。
そう考えるとザルジニーが後方に大きな部隊を残している理由も分かります。70万人のウクライナ軍が残っていればロシアとの停戦交渉の時、降伏よりは強い交渉が出来ます。東部軍管区は捨て殺しと言う残酷な計算です。某ア◎リカ軍筋にとって停戦になるのならウクライナ領が残っていればよく、多い少ないは関係ないと言うことです。ドニプロ川の西半分なら上出来と言うことでしょう。

フランスのマクロンが、モルドバで火を付けようとしてる理由は❓
アメリカ!逃がさないぞ!!!

『※以上は、あくまで私の推測にすぎません。こんなことに関してニュースや資料があるはずは、ありませんから。』


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。