全員、大活躍!と言うわけには、行きませんでした。
チャンピオン・リーグの方では、ほどほどに活躍したのが、久保建英選手。今季はチームの中心選手ですから久保建英選手が活躍しないとソシエダは勝てません。
インテルとの初戦は、1-1の引き分けですから格上相手の試合としては、上々でしょう。ソシエダはD組で、ポルトガルのバンフィカとの2位争い。
無難に守備をこなしたのが、アーセナルの冨安健洋選手。初めてのチャンピオン・リーグです。アーセナルはB組で勝ち上がり有力。
ラツィオの鎌田選手は、さっぱり目立ちませんでした。ゴールキーパーが終了間際に劇的同点ゴールを決めているようでは、いまいちです。一番、実績にある選手ですから今後に期待です。ラツィオはE組で、この組で一番格上のAマドリードと引き分けましたから、かなり勝ち上がり有力になりました。鎌田選手は決勝トーナメントでの勝ち上がりは、まだありません。
欧州リーグでは、フライブルクの堂安律選手が良かったですね。昨シーズン、自分の活躍で欧州リーグ出場を勝ち取った勢いがそのまま出ています。
ブライトンの三笘薫選手は、レギュラーシーズンのようには行かず今後に期待です。出来自体は、悪くなかったようですが結果に結びつきませんでした。
他の選手は、それなりでした。
大きな舞台では、チームの勝利と自分の結果が全てです。両方の大会で実績があるのは、鎌田大地選手です。まだチームが変わったばかりで、本来のパフォーマンスは出てきません。久保選手は、最初から良いパフォーマンスを示していますから活躍すると思います。
三苫選手は、ワンランク上に行くのならここで結果を出す必要があります。こういった大きな大会でのパフォーマンスは、大きなインパクトがあります。ほとんどの選手には、より上のクラブに移籍するきっかけになります。
頑張ってほしいと思います。
※鎌田選手について少し書くと・・
これまでの在籍チームがドイツの中ぐらいのフランクフルトでした。ヨーロッパリーグにも出場できるかどうか程度のチームです。ヨーロッパ・リーグ優勝は2回しかありません。2回目の2021ー2022シーズン優勝の原動力なったのが、鎌田大地選手です。
そして2022ー2023シーズンのチャンピオン・リーグではフランクフルトにクラブ初のチャンピオン・リーグ決勝トーナメント進出をもたらしました。
どちらも鎌田大地選手なしでは、不可能だったと思います。
ヨーロッパ・リーグでは、23試合11得点。
チャンピオン・リーグでは、8試合3得点。
抜群の結果を残しています。
日本人選手では、過去最高です。
しかし、フランクフルトでの評価が高いとは言えません。
去年のオフにラツィオに移籍しました。ラツィオはフランクフルトよりは、格上のクラブです。久保選手を見てもわかる通り優れた選手は、強いクラブでないと最高の活躍はできません。上に行くほど周囲に選手のレベルが高くなりますから、より実力が発揮できます。もっとも、それは本人に実力がある場合です。
鎌田大地選手は、過去の大きな大会での結果が示す通り実力と言う意味では、申し分ないと思います。
最高の大会であるチャンピオン・リーグで結果を出して実力を示してほしい選手です。どうも性格が地味なようです。その分、損をしていると思います。大きな大会で良い結果を示せば、誰にでも分かります。
そうなって欲しい選手です。なると、思いますけれど?