山本由伸投手ほど25歳の若さなのに完成度の高い投手は、過去日本にはいなかったと思います。しかし、これほど完成度を高くするためには、誰かお手本になる選手がいるはずです。
山本由伸投手の手本であるかどうかは不明ですが、以前メジャーに「投げる精密機械」と言われるほど完成度の高い投手がいました。引退したのが2008年ですから名前を知っている人も多いと思います。
そうです。
「グレッグ・マダックス投手」です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
簡単に履歴を書くと・・・
MLB:23年355勝227敗
通算防御率3.16
20年連続二桁勝利
サイ・ヤング賞:4回
ゴールドグラブ賞(投手部門):18回
凄い実績です。それでいて体が大きいわけでもありません。
身長約182.9 cm(6フィート)
体重約88.5 kg
メジャーの投手では、小柄な方です。
体重は重いですからガッチリした体形ですね。
さらに驚くのが、球速です。
『キャリア初期に93mph(約150km/h)に達する程度
最終的には86mph(約138km/h)を下回っていた』
かなり遅い球速です。特徴を言うと・・・
被本塁打が少ない。10年目から四球が少なくなった。
この程度です。
ボールの回転数の高いストレートを投げ、変化球とコントロールで勝負するタイプの投手です。それでいて必要なときには三振を取ることもできます。
『「CGに違いない」「笑っちゃう」 “精密機械”マダックスの衝撃変化球が再脚光』
2021.12.11
https://full-count.jp/2021/12/11/post1165738/
山本由伸投手は、マダックスよりはかなりストレートの球速はあります。それ以外の点は、よく似ています。
少ない四球。少ない被本塁打。
コントロールとコンビネーションを武器にする点も似ています。
個人的には山本由伸投手は、マダックスを手本の一つにしているのではないか・と思います。
あくまで日本での参考成績ですが、防御率においては圧倒的に優れています。
※このような考えてくると、山本由伸投手の才能に驚きます。多分、本家のマダックスより部分的には優れているのではないか・と思います。
山本由伸投手がメジャーで通用するしないを言う人は、完全に山本由伸投手の才能を見落としていると思います。
WBCでアメリカでも投げていますから、マウンドやボールはメジャー仕様を知っています。分からない事は翔平君に聞けばアドバイスしてもらえるでしょう。投手コーチにも聞けます。
これまで今のドジャースのような強力打撃陣の援護の下で投げた日本人は、いないと思います。優れた投手が強力な打撃陣の援護を受けて投げるなら、これほど有利なことはありません。
日本でプレーしていたのと同じようにコントロールに注意して四球を少なくし、被本塁打を少なくすることと防御率を1.8~2.5程度に抑えることが出来たらほぼ負けないと思います。自分が投げた試合でクオリテイスタート(6回以上投げて自責点3点以内)を続ければ、自然に結果はついてくると思います。
勝ち星なら15勝以上は確実だと思います。
防御率は、1.8~2.7と少し高目に見ておきます。
奪三振200程度なら、最初からサイ・ヤング賞候補です。
相手の投手次第ですが、2023年のスネル程度なら十分受賞のチャンスは、あると思います。
むしろ負ける要素を探す方が難しいように見えます。
少なくともこれまでメジャーに行った日本人投手よりは圧倒的に優れています。過去のメジャー1年目最多は16勝です。この程度は、普通にできると思います。
今シーズンが終了した時、山本由伸投手がどんな成績を残すのか❓
ちょっと期待度が高すぎるので書くのは止めておきます。
サイ・ヤング賞有力とだけ言っておきます。
Wシリーズ優勝もかなり可能性があると思います。
MVPは、山本由伸投手かもしれませんネ❓
(ほら話を書いたのではありません。これ位はあるだろう❓と言う内容を書きました)
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項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b