「北の山・じろう」日記

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ポクロウシク戦線>クラスノホリフカの西でロシア軍が包囲成功か❓<ウクライナ紛争2024/09/14

2024-09-14 16:25:29 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.09.13
信じられないような報告、ロシア軍がクラホヴェ方面の大釜の蓋を閉じた?
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/incredible-report-russian-troops-have-closed-the-lid-of-the-cauldron-in-the-direction-of-krahove/

この前兆はありました。
略図の1枚目
クラスノホリフカKostyantynivkaの長く西に延びた市街地を制圧したロシア軍は、その西の線路沿いの集落のホストレHostre方向に戦闘地域が伸びたという報告がありました。

それが一気に戦況略図の2枚目になりました。
これはロシア軍事ブロガーの報告です。
ウクライナのDEEP STATEの報告は、まだです。

余りに急激なのと範囲が広いのでコメント欄は、喧々諤々で賑やかです。
ロシアのRYBARの盛り過ぎ(過大報告)だろう!と言う意見が多いようです。

しかし、このエリアはウクライナ軍の拠点は、かなり西に離れた線路沿いのホストレHostreしかありません。
他にあるとしたら簡単な塹壕くらいだろうと思います。
マリンカMar'inka西のヘオリフカHeorhiivkaの直ぐ北側ですし、それほどウクライナ軍も重要視していないと思います。
それを考えるとホストレHostreには、ある程度の兵力がいると思いますが、その東はそれほどウクライナ軍は、居ないと思います。
だからホストレHostre方向にロシア軍が進撃してポケットの入り口を塞げば、このエリアを制圧すること自体は、それほど難しくないように思います。

あるいは、クラスノホリフカKostyantynivkaの長く西に延びた市街地をロシア軍が制圧したので、このポケットはその時点で3方向から包囲されています。
だからそれほど数の多くないであろうウクライナ軍は、ホストレHostre方向に撤退した後かもしれません。

その少し前にクラスノホリフカKostyantynivkaの北側のかなり広い空白地帯も似たような感じでロシア軍が制圧と言うより進出しています。略図のクラスノホリフカの上のピンクの部分がそうです。かなり広いエリアです。

そこの比べるとそう広くはありませんから、ウクライナ軍がほとんど撤退した後にロシア軍が進出したのなら話は本当かもしれません。
多少、逃げ遅れがいてそれをロシア軍が掃討中と言うことかもしれません。

まだロシアのRYBARの報告は確報ではありませんが、こうなったとしても不思議ではありません。

コメント欄にもありますが、ポクロウシクPokrovsk戦線では全般的にウクライナ軍の兵力不足が目立ちます。元々防衛ラインの完全に内側ですから二線級の部隊が多いと思います。拠点を警戒する程度の兵力しか配置されていないと思います。逃亡するケースも結構あるようです。

そこに持ってきてロシア軍の方は増強されていますから兵力差は、かなり大きいのだろうと思います。
5月くらいの時点でウクライナ1対ロシア4くらいの比率です。元々このエリアを増援なしに守るのは無理があります。それなのに強力な部隊をクルスクに転用するために引き抜いていますから、その意味でもウクライナ軍は弱くなっています。
兵士の強さも違いますし、兵力差が大きすぎれば、守っているウクライナ軍の退却が早くても不思議ではありません。包囲や全滅を避けようとすれば、当然のことです。

ポクロウシクPokrovsk戦線や補給が苦しくなっているドネツク南部戦線では、このようなウクライナ軍の退却が増えるのかもしれません。

クルスク侵攻作戦を考えて実行した馬鹿さ加減が分かると思います。ゼレンスキーとシルスキーは、追放されるべきでしょうね❓
このコンビが、ドネツク州中部戦線と南部戦線の崩壊を招いたといえます。
責任も感じずにシャアシャアと言い逃れをしています。
言い逃れだけは、天才的です。
これも「全ては計画通り」だと言うのでしょうね❓
ほんと、ウクライナのために追放するべきだと思います。
これでは前線で戦う将兵が救われません。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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