米欧にウクライナ停戦論 交渉視野に防衛転換か(米政治専門メディアのポリティコ)
2023年12月28日19時41分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122800845&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
支援疲れのアメリカ、ウクライナに防御的な戦略への転換促す…反転攻勢が失敗
(米政治専門紙ポリティコ・米紙ニューヨーク・タイムズ)
2023/12/29 18:59
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231229-OYT1T50100/
来年用のウクライナ支援資金は、アメリカでもEUでも決定が延期されています。EUは、EU本体からの資金供出ではなくほかの手段も検討中のようです。
アメリカは、年が明けて下院での議論がどうなるかは不明です。うっかりすると、また連邦政府の閉鎖の心配まで出てきそうな頼りない状況です。
ほぼバイデンさんもダッチ・ロール状態になりつつあり、押さえが全然利かなくなりました。
何しろ超不人気大統領な上にガザ問題で大味噌を付けたので、アメリカ国民は「知らんよ!」状態だと思います。
それ(資金ストップ)をネタにウクライナに攻撃から防御に戦術変更を迫ろうと言うことのようです。そうでもしないと共和党の同意を取り付けるのは、困難なように見えます。
(※共和党は、領土を割譲して和平要望。=現状で終戦)
普通に見るならロシアに勝つのは、ほぼ無理ですから当面は防御に専念して、その後どうするかを考えるのが常識だと思います。
ウクライナ紛争に関与している人々は、ほぼ常識外れな人々ばかりなので今のところ、どうにもなりません。
ウクライナに不利なネタをボチボチとリークし(評判を落とし)ながら、資金で脅して妥協を迫る考えだと思います。
勝てもしない戦争に「底なしバケツ」に水を入れるような現在の資金供与は、流石に無理だと思います。
そもそもウクライナ軍の兵士不足がはっきりしており、補充のめどが立ちません。無理にやったら外国から見たら奴隷狩りのように見えると思います。
嫌がる国民に銃を突き付けて無理やり戦場に送り込む構図が見えたら、流石にウクライナ支援の機運はなくなると思います。
お金と兵士の数の両方から限界に来つつありますから、限界点を超える前に停戦に持っていかないと、ウクライナの無条件降伏も再来年辺り、ありそうな状況です。
まあ理由はどうあれ、これ以上はやるだけ無駄な戦争ですから戦争好きのウクライナに因果を含めて停戦に持ちこむのが、アメリカの責任だと思います。
理由は、アメリカが意図的に招き寄せたような戦争だからです。それを、イギリスのボリスと協力して煽り立てたのだから罪は重いと思います。
ウクライナ国民のためには、一日も早い停戦が望まれると思います。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/408676fe96fbaa0fe4bc1b31cea0713e