「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカ車市場でハイブリッド車の人気復活の気配<2024.3.6

2024-03-06 13:18:18 | アメリカ合衆国

アメリカでEV販売失速、トヨタのHVがテスラのEVを逆転…値段手頃で燃費いいHVが見直される
2024/03/04 06:50
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240303-OYT1T50101/

ここ数年は、電気自動車が爆初的な人気になりこれからは電気自動車の時代だと言われました。電気自動車に乗り遅れたトヨタやホンダは負け犬のように酷評されました。

しかし電気自動車はかなり割高なうえに補助金で支えられています。ドイツでは去年補助金が打ち切られました。他の国もいつまでも電気自動車に補助金が出せるかどうか❓

アメリカでは補助金があってもハイブリッドの方が30%程度安いようです。加えて燃費の良さはアメリカのユーザーは体験済みです。

そして電気自動車を支持する人間は否定しますが・・・
「蓄電池は寒さに弱く、冬場に性能が低下しやすい」ことも実感されていると思います。アメリカも緯度の高い地域が多いですから冬場はかなり冷え込みます。結構、その経験談が知られてきたのでないでしょうか❓
更には「内陸部などでは充電設備が少ない」こともあります。

市街地や近郊で日常の足として使うには電気自動車で十分です。しかし遠距離のドライブや季節の差、充電設備を考えるとハイブリッドを選ぶ消費者が増えてきたのだろうと思います。

主要メーカーもこれを受けてハイブリッド車の増産を計画しています。

世界中を見渡しても電気自動車の走れる国は少ないです。やはりハイブリッド車の方が利用しやすい環境の方が圧倒的に多いです。そうなると燃費効率の良いハイブリッド車が売れるのは当然です。
欧米と中国市場で電気自動車が売れたというだけで世界と言う目で見れば、随分違うと思います。

電気自動車の致命的な欠点は事故に極端に弱いことです。バッテリーに少しでもダメージがあれば修理せず廃車です。修理にどれだけ費用がかかるかの算出が出来ません。もしバッテリー内部に損傷が残っていると大火災が発生します。そもそもバッテリーを自動車に使うのが正しいのかどうかすら・現時点では判定できないと思います。
そのため電気自動車の保険料は、かなり割高になっているはずです。
「事故⇒廃車」まで含めると電気自動車の耐用年数は、メーカーの公表数字よりかなり短くなると思います。

など、いろいろ考えると実用性を重視するユーザーには、ハイブリッドが最良の選択肢なのだろうと思います。
やはり実用品は、実際に使ってみて試してみて優劣が分かるという部分があります。
爆発的人気に煽られて電気自動車を買ってみたけれど、実際に使ってみたら今一でした・と言うことでしょうか❓

特に冬寒い地域では、ハイブリッドの方が安全だと思います。厳寒の時期のバッテリーの減り方は、普通の気温の時と比較してかなり早いはずです。
吹雪で渋滞している事を考えてみると❓
(普通に嫌だと思います・・)

 

※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/213c96513504dc77bce3a248112c2b72



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