戦闘「中断」の決議案否決 パレスチナ情勢、米が拒否権―国連安保理
2023年10月19日01時11分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101800923&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
これに先立ち提出されたロシア決議案は、棄権多数で否決されました。
ブラジル案は賛成12棄権2拒否権1で否決されました。
棄権 ロシア、イギリス
採択に必要なのは9か国ですから、ブラジル案は普通なら採択されていたと思います。
非常任理事国は、10か国中10か国が賛成しています。
アメリカが掟破りの拒否権を使い否決になりました。
しかし、この賛成多数を見るなら国際社会の意見がどこにあるかは、明らかです。
アメリカは、病院爆撃事件をイスラエル以外の仕業だとして、訪問先のイスラエルで連帯を表明しました。ガザの虐殺を止める意図がないことを表明したのと同じです。
ここまで一方的にイスラエルに肩入れするバイデン大統領が不気味に見えました。アメリカも虐殺者の仲間になったからです。アメリカもガザの虐殺に関しては、イスラエルと連帯責任です。
何かやればやるほど誤った方向に行くバイデン大統領。
おそらくアメリカを支持したり信用する国は、なくなるのではないかと思います。精々西ヨーロッパの主要国だけでしょうね。
つまりアメリカが今関与している問題は、良かろうと悪かろうと賛成する国は、限られると思います。
そしてバイデン大統領は、イランとの戦争を望んでいるのでしょうね。ほぼイランの傘下の民兵組織の参戦は必至の状況のように見えます。
こうならないようにイランは、再三再四イスラエルに警告してきました。イスラエルが止まらなければ、イランも止まらないと思います。そうした責任のほとんどは、バイデン大統領にあると思います。わざわざイスラエルに行って、火に油を注ぎました。
悪の帝国の極悪大魔王に見えます。
プーチン氏が正義に見える、このおかしさ?
このような事をしてしまえば、アメリカの関与している全てのことが悪事に見えてくるでしょう。例えば、ウクライナ紛争です。ウクライナは、パレスチナで極悪コンビと組んでしまいました。おそらくウクライナを支持する国は減ると思います。
ロシアの支持は、既に増えています。つまり問題の対応を誤ると決定的な不利を招きます。ゼレンスキー氏の軽率な言動がウクライナの外交的敗北を招きました。例えばウクライナ紛争をロシア非難で安保理にかけたとします。今回、賛成に回った国、特に非常任理事国は棄権か否決に回るでしょう。
まあ、そうするだろうとは思っていましたがバイデン氏の極悪ぶりには、呆れました。
イランが、どうするのか?考えなかったのか?
あるいは、イランとの戦争を望んでいるのか?
近いうちに分かると思います。