以前から大きな災害の時などに5000万円とか1億円とか大口の寄付をする選手は多かったです。
メジャーの球団は、社会奉仕や還元を大きなテーマにしているからです。
大谷翔平君が、全国の小学校にグラブ合計6万個のグラブを寄贈しました。
その費用は❓
「さすが世界のスーパースター 米大リーグ、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手(29)が9日、自身のインスタグラムを更新し、日本国内の全小学校約2万校に3つずつ、計約6万個の子ども用のグラブを寄贈すると発表した。 総額6億円以上とも言われる超破格なプレゼントとなる。2023/11/10」
「2023年12月より2024年3月までを目途に、全国の小学校への寄贈を順次スタートいたします。 ポルシェのタイカン約2,000万円のプレゼントもかなりの太っ腹だが、この『ニューバランス』の野球グローブのプレゼントは、ケタ違いだ。 ひとつ3万円としても6万個なので18億円のコストが発生するからだ。2023/12/25」
余りにも「太っ腹!」過ぎて、総額いくらなのか良く分かりません。
そこまでは行きませんが、筒香嘉智は❓
「故郷に天然芝球場 ジャイアンツとマイナー契約の筒香嘉智外野手は自費約2億円かけて和歌山・橋本市に新球場を造った。内外野天然芝で両翼100メートル、中堅120メートル、屋内練習場も隣接し昨年12月に完成。同球場を本拠地とする小学生硬式野球チームも新設。」
筒香嘉智はマイナー契約ですから、それほど余裕はないと思いますが、どん!と2億円かけて故郷に天然芝球場を建設して寄付しました。
菊池雄星は、故郷に最新機器を備えた屋内練習施設を寄付するようです。
「ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が、岩手県花巻市に最新機器を備えた屋内練習施設をオープンすると発表した。高校時代を過ごした地に、子どもから大人まで誰もが使える屋内野球施設を建設中で、今年11月に完成予定だという。」
翔平君のような超大口は、普通の選手には無理だと思います。でも出来る範囲でこうやって施設を建設して故郷に恩返しするのは、とても好感が持てます。
記事には、元エンゼルスのスーパースターのプホルスの話も出ています。
ドミニカ共和国やプエルトリコ出身のメジャーリーガーは故郷が貧しいですから、色々な母国への寄付や貢献をしています。
菊池雄星が岩手に屋内野球施設 大谷はグラブ6万個、筒香は2億円球場/主な大リーガーの贈り物
[2024年1月20日19時16分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202401200000863.html
菊池雄星が岩手県花巻市に屋内野球施設建設へ「限界をぶっ壊し、自らの可能性に出合ってほしい」
[2024年1月21日6時0分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202401200000991.html
ロベルト・クレメンテ賞
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86%E8%B3%9E
元々は(1971年設立当初)コミッショナー賞(Commissioner's Award)でした。
1972年末、クレメンテが慈善活動中に事故死したことを受けて、ロベルト・クレメンテ賞と命名されました。
沢山のメジャーリーガーが表彰されています。
日本人選手も、結構高額の年棒を得ることが出来るようになってきました。
ロベルト・クレメンテ賞を受賞する選手が出てくることを願っています。
自分が成功するだけでなく、それを社会に還元し奉仕する考え方は大切だと思います。ロベルト・クレメンテ賞により、そのような考え方が日本の社会に普及すれば、いいな・と思いました。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b