そういうふうにできている

2018年08月28日 | 日記
悲しいことに、さくらももこが亡くなってしまった。

初めてさくらももこの「ちびまる子ちゃん」を知った時、私もまだ二十代だったが、

この漫画は何!? こんな漫画を待っていたよー!

と、感激したものだ。

同世代である作者の少女時代を背景にした「ちびまる子ちゃん」。

私も同じ時代を生きてきたから、漫画を読みながら、「ああ、はいはい」「そうそう、あったあった」と楽しませてもらった。

数々のエッセイ本も読んだ。

中でも大好きだったエッセイ本が、

「そういうふうにできている」。

さくらももこが妊娠中に書いていたエッセイで、私が妊娠中だった時この本に出会った。

私は1度流産をしていることもあって、2度目の妊娠中も不安な日々だった。

そんな時この本に出会い、妊娠中の生活をせっかくなんだからもっと楽しもうよと教えられてる気がしたし、「だいじょうぶ、なるようになるさ」と励まされてるようだった。

「そういうふうにできている」には、本当に感謝している。


さくらももこの息子さんは、現在は24歳だそうだ。

偉大なお母様の作品を、きっと守り続けていくことでしょう。

昭和の子供時代を平成に描き、その平成最後のこの夏、旅立って行ったさくらももこ。

もしかしたら、大好きだった秀樹に会っているかも。


ありがとう。

さようなら。

合掌。