ダンナと数のこだわり

2019年03月03日 | 日記
ここ数日、ダンナからの電話がしつこい。


ティッシュペーパーが無くなりそうだから早く持って来て欲しいという。

ダンナいわく、

「5個組を6パック」。


はあー?


全部で30個じゃないか!


はあー?


「そんなにいっきに持って行けない!」


と言ったのだがダンナは聞き入れない。


以来、何度も電話をよこしたり、留守電に入れている。


昨日も仕事中なのに電話をよこした。


うるさい。しつこい。イライラする。




ダンナの頭の中には数のこだわりがある。

結婚当初からそれを知り、そのせいで私を悩ませてきた。

すべてが数。


ダンナは4が嫌い。次は9。まだ他にもあるようだがもはや私にはわからない。

モノの数、音の数から行く店の回数、自分の体を洗う時にこする数など、すべてが数のこだわり。

まだ私にダンナを思いやる心があった頃、

「そんな生活じゃ辛いじゃない…。気にしなくていいんだよ。もうやめよう」

と言いつづけていたのだが、


「そうしない方が辛い」

とダンナは受け入れてくれなかった。


そのうち息子が生まれ、まだ小さい息子がダンナに手が触れた回数が気に入らないと、無理にでも息子の小さい手を持って、自分の体に思い通りの回数を当てていた。

私が作る食事もミニトマトのヘタまでも数えていた。

更には私にも同じ様に強要。


ダンナにとって数に縛られた習性は、本当は辛かったかもしれないけど、一緒に暮らしている私にとってもキツかった。


だからどんどん私にも限界がきていた。


いつもイライラしては爆発していた私。


その様子に怯えていた小さい息子。


もうダメ!離婚したい。離婚が無理なら別居。


という流れでダンナを自分の実家に追いやり、その後の入院を含め、もう10年近く一緒に暮らしていない。



こんなに長く別々に居ると、今は私も心を取り戻し、気持ちもまあ少しは大人になった 笑

だから今はなるべくダンナの希望に添ってあげようとは思っているのだが、


だからと言って、

いっきにティッシュペーパー30個は無理だッ!!


てことでさっきティッシュペーパー5個組を2パックだけ届て来た。

「違う」とかブツブツしつこく言われたくないので、ダンナには直接会わず、看護師に渡し、逃げるように帰って来た。

車で往復2時間近くかかる入院先に、わざわざティッシュだけを届けるために行ったんだから、文句言うんじゃないよッ!


しょうがないから近いうちにダンナを外出させよう。