私のケーキ、ダレ食べた

2022年10月31日 | 日記
この前の金曜日、仕事で子供たちの宿題を見ている時だった。

隣の部屋を担当しているアサコさんが来て、私の耳元で小声で言った。

「さっき社長が来て、職員みんなにケーキを買って置いて行きましたよ。私達は食べたんで、あと、たかぽんさんとキヨシさんとカズトさんだけまだ食べてないです。いろいろあるから早い者勝ちで選んで食べてください。冷蔵庫に入れておいていますから」

おぉ、ケーキ! 嬉しい~

てゆうか皆さん仕事中なのにいつ食べたのよ。早い者勝ちでって、なんだかなあ。

と思いながら冷蔵庫に見に行った。

箱の中に、ハロウィンぽいケーキと、モンブランと、イチゴショートの3個が残っていた。皆それぞれ選んだ時にぶつかったのか、イチゴショートが横に倒れていた。

食べてと言われても今は仕事中。

仕事が終わったら帰る前にいただこうと思った。

しかし!

仕事が終わる頃、ケーキのことなどすっかり忘れていた。

今日も疲れたーと、普通に帰った。

帰ってから、お腹空いたのをきっかけに気がついた。

あ、ケーキ…

まあいいや、明日行ったら食べよう。


そして土曜日、私は12:30からの勤務になっていたので、早めに行ってケーキを昼食にしようと食べる気満々で出勤した。

あ、血糖値対策で、ブロッコリーとゆで卵を持って行った。

さあ!そして職場に着き、意気揚々と笑顔で冷蔵庫を開けるオバチャン(^o^)

え・・

ない。

近くに居たアイさんに聞いた。

「昨日さー、ケーキ忘れてて今食べようと思ったんだけどケーキが無いんだけど?」

「え?無いですか?」

「うん、無いのよ」

「もしかして、余ってると勘違いされて誰か食べたかも」

なんだとぉー!!と、心の中で怒ったが、いい歳してみっともないので抑えた。

「えー、そうかもしれないねぇ」

と、頑張って抑え気味に言っておいた。


え、でもなんだかムカつく。

食いものの恨みは…じゃないけど、なんだか腑に落ちない。

聞けばキヨシさんも忘れてて食べ損なったと言う。

キヨシさんは、私より三つ年上のパートのおじさん。

仕事中だからとケーキを食べず、真面目に仕事をしていた私たちアラ還二人が食べ損なうなんて。

1番ひっかかったのは、次の日社長が来て、「昨日はごちそうさまでした」とかお礼の声がチラチラ聞こえていたけど、私は食べてもいないから、お礼を言うのも変。

かといって、社長的にはちゃんと全員分買って来たから私もキヨシさんも食べていると思っているだろうし、いい歳してこの二人はお礼も言えないのかと思っているかもしれないじゃない。

あー、なんかケーキどころじゃなく、そういうのやだなー(T_T)