昨年、難病中の難病ともいえるALSを発症した私の母。
日々少しずつ進行している中、今も実家で私の弟家族(母にとっては長男家族)と暮らしている。
私の実家は、私の家から車で片道約二時間。
今の私は週に2回ぐらい行って母の世話や、家業である店の手伝いをして来ている。
その他、月に1度は母を私の家に連れて来て2泊ほどさせているといった感じ。
だけど弟家族にとっては、もう母を看ることが限界に近づいているようで、おそらく近い将来、施設に母を入れることになりそうだ。
とはいうものの、なかなかALSの難病を抱えた高齢者を受け入れてくれる施設は少ない。
実家の地域だと全く無い。
それでも私が住んでいる地域からだと、割と近い所に1カ所だけあった。
前に弟に頼まれて、その施設を見学して説明を聞いて来た。
24時間体制で看護師が居るということなど、条件は揃っていた。
でも部屋を見せてもらった時、四方天井すべて真っ白い壁に囲まれ、地元の訛りを聞けることもなく、この部屋でひとりいつか寝たきりになって過ごすんだなあと想像すると、母が可哀想でしかたがなかった…
ただ、良いなと思ったこともある。
このご時世だけど、週に3回、部屋での面会は自由に出来るとのことだった。
弟が最終的にこの施設にするかどうかはまだわからないが、そこになったら私は、面会が出来る週に3回を、フルに行こうと思う。
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前にブログでALSの母のことはしばらく書かないと言ったのに書いてしまったから、気分を変えて明るい話。
明るい話…
何だろう…
ほんとに最近コレといったことがなくて😅
そうだ。
先日、実家の店を手伝ってる時のこと。
実家の店というのは、まあ田舎の小さなスーパー。
スーパーというのもおこがましいかな。
昔、私が住んでいた頃は確かに田舎のスーパーだったけど、今は人口が激減して田舎の小さなスーパーモドキ。
昔は従業員も何人か居たけど、今は家族の他に午前中だけ来ているパート従業員さんが一人いるだけ。
母もずっと現役で去年まで働いていたが、突然難病になってしまい、今は弟のお嫁さんが中心になってやっている。
それで忙しい時など、時々私がアルバイトとして駆り出されている。
先日、私はいつものように店番をしながら品出しをしていたのだが、業者さんが持って来た品物の中に、大量の蕃爽麗茶があるのに気がついた。
こんな小さな田舎のスーパーモドキに合わない数の蕃爽麗茶。全部で20箱ほど!
絶対、数を間違えた発注ミスだな、20個を20箱に打ち間違えたなと思い、
その時外出中だった弟のお嫁さんに、帰って来てから言った。すると、
「ありゃあ!まちがったんだー!」
と、案の定。
「でも消費期限がまだ先だから、そのうち売れるんじゃない?」
と言ったらお嫁さん、
「いや、なかなかウチはこれ売れないんだよ。お姉さん、あげるから持ってって
」
と、言うじゃないのラッキーったら。
「あらそうお?じゃあ一箱」
と、遠慮せずに12個入り一箱を持ったら、
「もう一箱持ってって」
と、お嫁さん、ドン!と私が持っている蕃爽麗茶の箱の上に更に一箱積み上げた(重いが嬉しい😝)。
棚からぼた餅ならぬ、発注ミスからぼた餅😁
ということで血糖値対策のお伴、蕃爽麗茶は今、私の家の冷蔵庫の中にギッシリとある。
それが私にとって最近の明るい話かな!
(ショボい)