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よりによってササキと一緒にウ○コまみれ

2022年05月31日 | 日記
昨日は休みだったが、体調不良で休んだ職員がいて、なんとか出勤してくれないかと社長からのLINE。

急きょ出勤した。

休んだのは隣の部屋を担当している職員だったので、私は慣れない隣の部屋をすることになった。

まだ午後も早めの時間だったので、三人しか利用者がいなく、職員達はそれぞれ送迎に出ていた。

しかし、早くもその時に居た三人の利用者は、なかなかに手がかかる子達で、中でも小学中学年のCくんは、とにかく動き回る子。

最初は良かった。

Cくん、テレビを観ていたから。

とはいうものの、手がかかる3人の子達に対して、普段担当していない私が一人でってどうなのよと思った。

私がいつも担当している部屋には、その時間、土曜日に運動会があった学校の代休で来ていた二人だけが利用者で居て、職員はササキだけが居た。

二人の利用者のうち、一人はお昼寝をしていて、たった一人の利用者とササキはのんびりテレビを観ていた。

なんだかなあ、一応ササキは正社員で、私はパート。

正社員はどちらの部屋も勤務しているはず。

だからササキの方が私より慣れているはずなのだから、こっちに入ってくれないかな、私と交換でしょうよと思った。

思ったが、まあいいやと、Cくんがおとなしくテレビを観ている間、私は違う子にトロミのおやつを食べさせていた。

あ、ちなみにササキは本当の苗字は違う。佐々木さんではない。ブログ上、本名にちょっとだけ似た名前にしている。

ふと、Cくんが私にテレビのリモコンを差し出してきた。

「あーあー…」

Cくんはお話しができない。

「チャンネルを変えたいのね、Cくん、どれにする?」

と、チャンネルを一つずつ変えた。

「あーあーあー」

どのチャンネルも気にくわなそう。

「Cくん、今はまだCくんが観たい番組はやってないねぇ。このチャンネルでいっか」

と、Eテレにして他の子の食事介助をしていた。

するとCくんが何やら動き出した。

そのうち、ズボンの中に手を入れだした。

何か動きが不自然。

私は隣の部屋に顔を出し、ヒマそうなササキを呼んだ。

「Cくん、何をやってるのかな?なんか変に落ち着きがなくて」

「あ~!」

と、ササキ。

「Cくん、ウ○コしたんだ!ウ○コすると自分のウ○コを触るんです。触ってコネるんです」

なにぃ!?

私は慌ててCくんの手をズボンから出そうとした。

しかし、体が大きいCくんの力に勝てない!Cくんは明らかに自分のウ○コをコネコネしている動き。

「ちょっとササキさん!どうにかして!」

と助けを求めたのに、ササキは近づいても来ない。

なるほど。

ササキは汚い仕事はしたがらない、とコウタさんから聞いたことがある。

「俺やったことないからどうしたらいいかわからない。じゃあ電話してみますね」

ハア?

私がCくんと格闘しているのに、離れた位置で送迎中の職員の誰かに電話を始めた。

Cくんはとうとうウ○コだらけの手で、アチコチ触りだした。床もテーブルもウ○コで塗られてしまった。

私もウ○コが付きながらもCくんを抑えようとしていた。

ササキは「あー、はい、はい…」と電話中。

「ちょっとササキさん!電話しても送迎中の人は何もできないですよ!私達でどうにかしなきゃあ!」

「あー、確かに」とササキ。

ササキはバスタオルを持って来て、Cくんを押さえつけた。

なるほどササキ、頭が回るな。バスタオルでくるんで抑えれば自分は汚れないもんな。

妙に感心。

「で、何だって?」

「出来ればCくんを洗って欲しいって言われたんですけど、俺やったことないからこのまま抑えて職員達が帰って来るの待ちましょうよ」

いやいやいや…

「他の子達をたくさん連れて戻ってくるんですよ。こんなウ○コだらけの状態で待っていられないです。お風呂場に連れて行きましょう」

と、Cくんをお風呂場に二人で運んだ。

動き回ろうとするCくんをササキに抑えてもらって、私がCくんの体を洗った。ついでに髪も。

フー…

すっかり綺麗になったCくん。

「えーと、掃除はどっちがします?」

「私がするからCくんを見てて」

「わかりました!お願いします!」

ホッとした様子のササキ。

私は皆が戻って来る前にと、大急ぎでウ○コの部屋を拭き取った。

そして間に合った!

利用者を乗せた送迎車が、次々と戻って来た。


「ねぇササキさん、今日のことは私達、絶対忘れそうにないね」

そうササキに笑って言ったら、「確かに」と言っていた。


何が確かにだかね。


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