きつつき工房 ブログ

きつつき工房の職人の独り言

安曇野の朝

2024-06-08 14:32:20 | 安曇野

年をとると目が覚めるのが早くて、冬は寒いからじっとしていますが、暖かくなって早朝の景色を楽しめることができるようになりました。

ごく早く、日の出前の朝焼けは、いまの時期、早苗の植わった水田が染まってきれいです。

晴れて冷えた朝には、安曇平には朝霧がかかっています。

日が昇って遠くまで見渡せる日には、麦畑のむこうに後立山連峰(爺、鹿島槍、五竜、白馬三山)が望めました。

 

近くの蝶が岳は、蝶の雪形が終わりかけています。

家のまわりの森を抜けて草原(牧草地)を犬と一緒に歩くのが、たいへん気持ちのいい季節です。

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きつつき工房ギャラリー&ショップ オープン

2024-05-17 15:13:43 | 安曇野

しばらくブログを更新していませんでしたが、じつは、安曇野にきつつき工房の小さなギャラリーとショップをオープンしました。

小屋は大工さんに建ててもらいましたが、ペンキ塗りや内装、開店準備でいろいろ忙しかったわけです。

森の中の道から見えるように切り株を利用した看板をつくりました。

その奥に、小さなログハウスのギャラリー&ショップがあります。

なかは6畳ほどで、さらにその半分の小さなスペースで、これまでつくってきた動物モチーフの組み木やペアキーホルダー、切り紙しおり、モビールなどを展示販売しています(ほとんど売れませんが)。

切り紙しおりは102種類の動物がいるのが「売り」で、ワークショップで型紙を使って制作体験することができます。

当面、金土日のみ10~16時の営業です。

安曇野においでの際は、お立ち寄りください。

きつつき工房だよりのサイトにも案内、地図があります。

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イタチ科の動物たち

2024-01-24 20:52:33 | 工芸

組み木の動物で、カワウソとアナグマをつくりました。

きつつき工房のサイトに原図も掲載しています。

カワウソのペア

カワウソの親子

アナグマのペア

アナグマの親子

テン、オコジョ、ラッコがすでにありますので、イタチ科の動物が充実(?!)しました。

テンのペア

テンの親子

オコジョのペア

オコジョの親子

ラッコのペア

ラッコの親子

イタチ科の動物は、胴長で手足は短く、眼がくりっとして、ひたいは扁平、かわいい顔をしているのが特徴です。

フェレットを飼っていたことがありますが、たいへん好奇心旺盛で、袋や穴にはともかく入ってみる、危険性を警戒することはほとんどないようでした。野生のオコジョをみたときも、こちらを警戒することなく興味津々といった様子で間近で人の様子をうかがっていました。

こうしたイタチ科の、ちょっと脳天気ともいえる性格が好きで、イタチ科の動物をデザインするのは楽しいものです。

しおりにも、いろいろいます。型紙も載せています。

イタチ、フェレット

テン、オコジョ

アナグマ、カワウソ

ラッコ

お座りメッセージカードにもいます。

イタチ

アナグマ

カワウソ座り

カワウソ寝

ラッコ

ただし、色や模様を入れずに同じくらいの大きさでイタチ、テン、クロテン、オコジョ、イイズナを区別するのは、極めて困難です。

日本産のイタチ科動物は、移入種のミンクを含めきつつき工房のサイトの日本の野生動物に全種います。

テン  クロテン 

イタチ  チョウセンイタチ 

イイズナ  オコジョ 

ミンク  アナグマ 

カワウソ  ラッコ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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組み木 テンの家族

2024-01-21 15:01:10 | 工芸

組み木の新作で、テンの家族をつくりました。

テンのペアは、ずいぶん昔にデザインしたのですが、お腹の下や背中の上にこどもを3匹組み合わせてみました。

テンはイタチ科の動物で、森に棲んでいて、敏捷で木登りが得意、狭い穴にも潜り込めるという、小動物にとっては最も恐ろしい猛獣です。

でも顔は、イタチ科なので、フェレットやオコジョのようにとてもかわいらしいのです。

毛皮は最上級で、夏は茶色、冬は黄色に生え替わります。

きつつき工房のサイトに原図も載せています。

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組み木の新作 しかまたはとなかいの家族

2024-01-17 16:32:21 | 工芸

組み木の新作で、しか(または、となかい)の家族をつくりました。

これはもともと、しかのペアとして2体のしかの角が組み合うようにデザインして、角がぴったり重なる形が面白くできました。

ところが、よく考えてみると、ニホンジカの角はオスにしかなく、メスには角がありません。雌雄のペアとすると、ちょっと困ったことになります。

そこで雌雄ともに角をもつ、となかいのペアあるいはとなかいの家族ということにしてもいいのですが、LGBTのオス同士のペア、その家族と考えても、おかしくはありません。

しかでもとなかいでも解釈は見る人におまかせします。

もともとのペアにこどもを組み合わせて、2匹は親のお腹の下でおとなしくしていますが、3匹目は親の背中に飛び乗ったやんちゃな子鹿になりました。

きつつき工房のサイトに原図も載せていますので、電動糸のこさえあればつくって楽しめます。

 

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