朝晩の冷え込みが厳しくなり、よく晴れた日の朝には、川辺から立ち込めた霧が盆地を覆うようになります。
雲海に覆われた安曇平から立ち上がる北アルプスを見たくて、朝早く朝食をもって家を出ました。
西山裾の標高670mの我が家のあたりは晴れています。ここから約100m下って穂高の市街地に入ると濃い霧の中です。犀川を渡って明科から東山・長峰山の山道に入り標高を上げると霧を抜けました。これなら雲海が見下ろせそうです。
長峰山山頂直下の駐車場から駆け足で標高933mの山頂まで登ると、期待通りの絶景でした。
雲海(ちょっと切れているところがありましたが、)の上に、高くそびえたった常念山脈が新雪の山肌に朝日を浴びて、モルゲンロートに染まっています。
南の大滝山から蝶、常念、大天井、燕、餓鬼岳のあたりまではよく晴れて見渡せます。それより北の後立山連峰が雲の中です。ゆっくり景色を堪能しながら、コーヒーとパンの朝食を食べました。寒いけれど、ぜいたくなご飯でした。
山を下りて、池田町の七色大カエデまで、足を延ばします。こちらも雲海の上で、大勢の人が訪れていました。
帰りに、犀川の御法田遊水地で白鳥を見て来ました。
まだ先発隊が来始めたばかりで、10羽のみ。1羽の幼鳥を含めて全員が固まって休んでいました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます