「藍の家」の神棚に祀られていた木うそは3つ。今回はそのうち、左側の木うそを
ご紹介します。
大きさは高さ10、5㎝、直径は3、0㎝。
この木うそはクルクルとした羽の巻き上げではなく、流れるような羽の形をしています。
流れるような羽のためか、彩色は裏側にされていました。
他の木うそと同様、赤色と黄緑色の二色です。
底部には「フ」と墨書されています。
「平13年」のスタンプが側面に押され、平成13年製ということが分かります。
「藍の家」での取材を終え、次に向かったのが「三番館」という喫茶店。
「三番館」という名前は、昔電話番号が三番だったからだそうで、
当時、一番は豊村酒屋(津屋崎で立派な家構えの酒屋さん)、二番はポーラの別荘。
この喫茶店の店主さんで、最近まで津屋崎の木うそを作っておられた豊村さんに、
津屋崎の木うそ作りについて話を伺うことができました。
つづく・・・