昨日(2013年11月6日)油井美加子さんのピアノリサイタルに行ってきました。
場所は、西宮北口にある兵庫県立芸術文化センター小ホール。
愛称は「神戸女学院小ホール」。
ちなみに大ホールは「KOBELCO大ホール」中ホールは「阪急中ホール」です。
ここの3つのホールは、ネーミングライツを売却しているのです。
知人の娘さんの恩師ということでお誘いを受けました。
ホールのすぐ外にモニターがあり、ピアノが映し出されています。
見知らぬ女性から声をかけられました。
「同じ電車でしたね」と女性が言う。
「目的地がいっしょだったんですね」と私。
そうなんです。電車で私の隣に座っていた人です。
物珍しげにカメラをモニターに向けていた私に優しく声をかけて下さり
ありがとうございます。うれしかったです。
知人とは別行動だったので知り合いもなく一人不安気にいた私です。
さぁ、はじまります。
ドビュッシー
バラード
ベルガマスク組曲
1.前奏曲 2.メヌエット 3.月の光 4.パスピエ
映像第2集
1.葉ずえを渡る鐘の音 2.そして月は廃寺に落ちる 3.金色の魚
ここで20分の休憩。
休憩中に知人が私を見つけてくれて、「そこじゃ指の様子が見えないよ、席替えしたら?」
と言いました。しかし、417席という小ホールはほぼ満席状態です。
「うん、でも空いていないし」その時、中央の一番前の席が目に入りました。
そんなわけで特等席を確保しました。
この「休憩10分」の文字の「休」辺りに席を移動。
指の動きがよく見えます。
後半は
リスト
ソナタ ロ短調
ここに席替えしてよかった。
すごい迫力です。
時に「ジャングル大帝」のテーマ、「鉄腕アトム」のオープニング、
「リボンの騎士」のエンディング、のようなダイナミック、繊細、軽やかに
その人の指はリズミカルに激しく鍵盤を叩く。
(クラシックに詳しくないので表現がアニメの音楽になりました。イメージして下さい。)
こんなの初めてです。
クラシックの演奏会に行ったことはありますが、
”リサイタル”という名前で演奏家が一人だけで奏でる音に触れたことはありませんでした。
スタンディングオベーションしたいくらい。
クラシックで立ち上がって拍手したりしていますよね。
拍手喝采だったけど。
みゆきさん(シンガーソングライター中島みゆき)のコンサートみたいに
席から立ち上がった拍手したかった。
やがて、終演。
鮮やかなピンクと白のドレス(ポスターとは違うドレスを着ていた)のその人は
多くの人に囲まれて談笑している。
先ほどの鬼気迫るほどの様子とはうらはらに和やかに。
昨日私も油井先生のリサイタルに行きました(^^)良かったですよね。私的にはドビュッシーが良かったです。
自分も好きで弾きますが、こんな弾き方もあるんだなと頭に入れながら聴いてました。
いずれは、娘を先生につかせたいと思ってますが、となりで寝てました(*_*)音がキレイ過ぎて、眠りに誘われたらしいです。先生の後ろ側で良かった(^^;;
案外後ろも良かったですよ。鍵盤のタッチ、身体の抜き具合なんかも良く見れました。ドレスの後ろ側の装飾もとってもキレイでしたし。
でも、あんな近くにお客さんに囲まれて緊張するだろうなぁ。そして迫力のあるパフォーマンスも出来るし、いつもすごいなと感じながら聴いております。
クラシックに詳しくないので稚拙な表現で失礼しました。
昨日、油井美加子さんのピアノ演奏を共有した人が
ここを訪問してコメント頂けたこと、たいへんうれしく思います。
あのドレス、素敵でしたね、後ろの装飾も。
親子連れの人よく見かけましたね。
次も聴きたいと思いました。