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10月19日~10月25日の学内コロナ感染者数 学生13人増加

2022-10-26 15:44:27 | ニュース
 神戸大は毎週水曜日に前日までの1週間の感染者数を掲載している。10月26日の発表によると、10月19日から10月25日までの期間に学生24人、教職員6人の感染が確認された。先週に比べて、学生は13人増加し、教職員は4人減少した。<奥田百合子>


(画像:2021年4月14日~2022年10月25日の学内感染者数推移 グラフ)

▼神戸大サイト「本学の新型コロナウイルス感染者について」=https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/corona_infected.html

【2022年度神戸大の新型コロナ感染者数】(神戸大サイトから)
10月19日~10月25日 学生24人、教職員6人。
10月12日~10月18日 学生11人、教職員10人。
10月5日~10月11日 学生23人、教職員11人。
9月28日~10月4日 学生 7人、教職員15人。
9月21日~9月27日 学生17人、教職員14人。
9月14日~9月20日 学生44人、教職員24人。
9月 7日~9月13日 学生58人、教職員68人。
8月31日~9月 6日 学生54人、教職員109人。
8月24日~8月30日 学生117人、教職員17人。
8月10日~8月23日 学生152人、教職員114人
8月 3日~8月 9日 学生180人、教職員78人。
7月27日~8月 2日 学生212人、教職員32人。
7月20日~7月26日 学生131人、教職員60人。
7月13日~7月19日 学生95人、教職員24人。
7月 6日~7月12日 学生22人、教職員 8人。
6月29日~7月 5日 学生57人、教職員 5人。
6月22日~6月28日 学生22人、教職員 2人。
6月14日~6月21日 学生 9人、教職員 3人。
6月 8日~6月13日 学生53人、教職員 3人。
6月 1日~6月 7日 学生22人、教職員10人。
5月25日~5月31日 学生27人、教職員 8人。
5月18日~5月24日 学生58人、教職員15人。
5月11日~5月17日 学生63人、教職員13人。
4月27日~5月10日 学生 8人、教職員 4人。
4月20日~4月26日 学生90人、教職員 2人。
4月13日~4月19日 学生57人、教職員 5人。
4月 8日~4月12日 学生29人、教職員 8人。
3月30日~4月 7日 学生16人、教職員 4人。
学内の累計感染者数(2020年4月以降)学生2247人、教職員809人。



コロナ全変異株に有効な中和抗体開発 治療薬への応用に期待

2022-10-26 14:52:07 | ニュース
 兵庫県と神戸大は、新型コロナウイルスの現在確認されているすべての変異株に対して有効な「ユニバーサル中和抗体」を獲得したと発表した。今後発生が予想される新たな変異株にも対応できる予防薬や治療薬への応用が期待されるという。<久保田一輝>


(画像:医学部医学科のホームページ。)

 中和抗体とは、体内に侵入したウイルスを攻撃し、不活化する能力のある抗体。ウイルスを排除し、感染を防ぐための役割も担っていると考えられている。

 兵庫県と森康子教授(医学研究科附属感染症センター長、臨床ウイルス学)らの研究グループは、“パンデミック初期に流行した欧州株に感染したことがあり、さらに新型コロナウイルスmRNAワクチンを2回接種した人”の免疫細胞から取り出した抗体遺伝子をもとに「中和抗体」を10種類作った。このうち1種類に、現在感染の主流となっているオミクロン株「BA・5」を含む様々な変異株に対して、有効性が確認された。

 今回開発された中和抗体は、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質のうち「変異が起こっていない部分」に結合するため、幅広い変異株に対して効果がある。研究グループは、様々な変異株に対して有効なユニバーサル中和抗体として、今後発生が予想される新たな変異株にも対応できる抗体医薬の開発を目指している。

 森教授は10月25日に兵庫県庁で行われた会見で、「今のところは今まで出ているすべての変異株を中和できる抗体。ワクチンを接種してもなかなか免疫を獲得できない免疫抑制者の方には必須かなと思っている。」と話した。