二丁目のヒコーキ雲 Ⅱ

四季折々の自然  鳥・昆虫・花…

チャイロスズメバチ! 《 オオスズメバチとどっちがこわい? 》

2022年08月14日 | スズメバチ

近くの公園で…。 (8月8日 月曜日)  ※画像をクリックすると拡大できます。

公園内の小さな雑木林に行ってみると、散策路沿いのコナラにチャイロスズメバチが2匹来てました。あまり見ることのないスズメバチなんですけど、このハチさん、かなりヤバイらしい…。 (>_<)

スズメバチ科  チャイロスズメバチ!
名前のとおり茶色系の体色。 働きバチの体長は20㎜前後、オオスズメバチに比べると小さいです。場所によっては絶滅危惧種に認定されているところもあるみたい。

 

毒性はかなり高くて、刺されると相当痛いらしい! 刺されなくても毒を霧状に噴出することがあるので、目に入ったりすると失明することがあるほどデンジャラス!

 

あのオオスズメバチの針でも簡単には刺さらないほど、チャイロスズメバチの体は硬いんだそうです。

 

スズメバチ科  オオスズメバチ!
そのオオスズメバチ、同じ幹のすぐそばにいた…!

 

恐いもの見たさで、両者の絡みをちょっぴり期待したんですけど接触なし。

 

見た目の迫力は圧倒的にオオスズメ!

 

ふつう、スズメバチは女王バチが単独で巣作りを始めて 徐々に働きバチを増やして巣を大きくしていくのですが、このチャイロスズメバチは手っ取り早く他のスズメバチ(キイロスズメバチやモンスズメバチ)の巣を襲撃、女王バチを殺してその巣を乗っ取ってしまうんです。

 

最初は、乗っ取った巣の働きバチを使って自分の子供を育てさせるのですが、やがて寿命で死んでしまうと巣の中は完全にチャイロスズメバチのものになります。

 

いつも同じようなことを書いていますけど、チャイロスズメバチに限らずスズメバチには近づかないことが一番です! ('ω')

 

セミ科  ミンミンゼミ!
最後は気分を変えて、今を盛りと鳴いているミンミンゼミ! (^^♪

以上 2022/08/08/撮影 (*^-^*)

コメント
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