所定の強度に達し、本体の施工に入りましたので紹介します。
まず、基礎コンクリートの上にH型鋼でできた
支柱を立て、その間に壁面材(コンクリート製、厚さ4㎝)をはめ込みます。
こんな感じ
で完了
壁面材は、支柱の上端まで設置するのですが、中の
EPS(発泡スチロール)の施工に合わせて随時設置していきます。
ここで、今回使用するEPSブロック(発泡スチロール)の紹介。
まず、浮力対策型(中が空洞になっています)
地下水が高い場所なので掘り込んだ箇所
(完了後地中部分となる箇所)に設置します。
寸法は、1.0m×1.0m×厚さ0.5m 重さは1個当たり10㎏。
使用する量は、約814個(407m3)
次は基本型(この形が一番多く使用します)
寸法は、2.0m×1.0m×厚さ0.5m 重さは1個当たり20㎏。
使用する量は、約917個(917m3)
最後に高圧縮応力型
上に重量物(コンクリート等)が載る箇所に設置します。
寸法は、2.0m×1.0m×厚さ0.5m(0.1mを5枚貼り合せ)
重さは1個当たり24㎏。
使用する量は、約217個(217m3)
この3種類のEPSブロックを使用し道路を造っていきます。
積み上げ作業はすべて人力
全部で11段、う~ん先は長い
1段、1段確実な施工で進めていきます。
長くなりましたが、今の現場状況でした。
今度は、近々カルバート工が始まりますので
報告をお楽しみに
樽前砂防担当 №8