新規工事のお知らせは以前お伝えしましたので
今日は工事の着手前写真をアップします。
今回の工事は、写真左側に見える円柱形状の同じ物を
写真奥側に3基建設する工事です。
この円柱形状の物『セル』と言いますが、何かと言いますと、樽前山の
噴火時に発生する泥流などを食い止める砂防堰堤です。
この砂防堰堤は、『覚生川1号砂防堰堤』と言いまして、
全部で13基のセルで構成されます。
セル1基は、直径約30m、高さは約12~20m程で、
外側は直線形鋼矢板といわれる鉄製の壁を立ち上げ、
中は土砂が充填されています。
今回はこのセルの上部を蓋をするようにコンクリートの打設も行います。
工期は来年1月末までで、何とかが降る前には終わらせたいところですが、
昨年度から続く『アベノミクス』、また東北震災復興、東京オリンピック開催も
決まり、公共工事が多く、資材の調達が思うようにいかない状況です。
今回も各方面の協力を頂きながら、全工程無事故無災害を目標に
施工を開始します。
覚生川係員 6022