現在、補強土壁の施工中です。
補強土壁とは・・・
簡単に言うと土止め。
土を盛って道路を造るのですが、
土ってその性質上、垂直には仕上げれないですよね。
そこで補強土壁で土止め。
土止め工法は、他にもありますが、
公共工事では、必要な強度を有している工法の中で
一番安価な工法を採用することが多いです。
補強土壁工法が一番安価だったかは分かりませんが、
最近は橋やカルバートなどの構造物周辺や、
用地に余裕がない場所などは、この補強土壁工法が
採用されていることが多いです。
実際の施工状況
1枚目の写真で盛土を止めているのがお分かりいただけるかと思います。
壁立てて、裏側の土を充填すれば簡単そうなものですが、
実際は、壁が倒れないようまた、盛土が崩壊しないよう
細かな部材を多く配置することでその構造を保っています。
約50mの延長で高さが約5.5mの施工、
盛土で仕上げれるのであれば、
約2週間で盛り上がります。
この工法は、約1か月の間ひたすら
壁立てて、
部材配置して、
土盛って、
の繰り返し・・・。
飽きます。
けど、止めるわけにもいきません。
前回の踏掛版同様、道路には必要な構造物。
明日も
壁立てて、
部材配置して、
土盛ります
土木部 6022