甘いものとお出かけしましょ

甘いものと旅が大好きな甘実です。お出かけ先で出会った甘いもの、美味しいもの、素敵な景色などを紹介してゆきます。

あやしい彼女

2020-05-23 07:10:39 | 小さな映画館
小さな映画館の支配人 猫です

ここ数か月のテレワークに少々疲れて

寝ています

自由な時間が増えて その点は嬉しかったんですけどね


それはそうと 今日の映画紹介は

「あやしい彼女」です


もとは韓国の映画を 日本の監督がリメイクした映画だそうで

主演の多部未華子さんが 昭和チックなヒロインを上手く表現しています


ストーリーは

下町に暮らす 毒舌でひねくれ者のおばあさん 瀬山カツ(倍賞美津子)が

不思議な写真館で 写真を撮ってもらうと・・

何と!20歳の頃の自分(名前は大鳥節子⇒多部未華子)に変身してしまいます

町のカラオケ大会で優勝した彼女は 有名プロデューサーの目にとまり

バンドをやっている大学生の孫と一緒に デビューのチャンスを掴みます


20歳に戻ったとはいえ 中身は70台の節子

様々な場面で 昭和レトロな言葉や感覚が漏れ出し 可笑しくなります

バンドの歌が素晴らしく 美空ひばりの「真っ赤な太陽」坂本九の「見上げてごらん夜の星を」

ザ・フォーク・クルセイダーズの「悲しくてやりきれない」

ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」など

昔懐かしい昭和の名曲を 見事に歌いあげています


コメディタッチの映画の中に シングルマザーの娘(小林聡美)との和解シーンや

犬猿の仲のマダム(金井克子)の葬儀シーンでふと見せる寂しい表情

そして 孫の命を助けるべく 決断する節子の行動・・・と

人生の悲哀に溢れるシーンが織り込まれています



誰もが生きていれば経験する老いと死

人生の最終ステージで起きた 「もし人生をやり直せたら」の実現

この映画を観ていると 後悔の無いように生きなくてはいけないなと

思わせられます


カツの幼馴染 次郎(志賀廣太郎)は

最後のシーンで洒落た出現の仕方をします

映画を観て 確認してみてください


日本だけでなく ベトナムやインドでもリメイクされたこの映画

楽しくて切なくて きっと何度も観たくなる映画でしょうね🎥














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