タイトルの「春陽気の自転車道で、リカちゃんに出会った!」は“ウルルン”の下条アトム“調”で読んでください。
昨日のお祈りが効いたのか、今日は昨日に負けないくらいのいい天気。それに風が無いときています。これはもう「みちのく自転車道:乙字ケ滝」へ行くしかありません。思えば2月2日の“みちのく自転車道一万キロ記念ラン”以来ですから、まるまるひと月ぶりなのです。
暖かくてホントに気持ちよく走れます。阿久津橋を過ぎたところで久々に“ルイガノさん”と出会いました。
ル:「何だって久しぶりなんじゃないの」
k:「一ヶ月ぶりなんです。昨日も風が強くて諦めたんです」
ル:「俺は毎日走っていたんだよ。昨日は風が強くてこんなになって(体を大きく傾けて見せてくれた)走ってたんだ」
“ルイガノさん”はこの寒い季節も毎日走っておられたそうです。頭が下がります。きょうは二本松方面まで足を伸ばすと言っておいででした。
時間は午後1時に近いのでラーメン好房は大混雑が予想されます。とりあえず、乙字ケ滝へ行って、帰りにラーメンを食べようと思いました。“ルイガノさん”もおっしゃっていた舗装工事が完成した雲水嶺橋から阿武隈川に沿って走ってみました。
(きょうの乙字ケ滝には水路の途中の水門を開けて出来た“ミニ乙字ケ滝”がありました。)
きょうの目的は乙字ケ滝を一ヶ月ぶりに見ること、そして好房ラーメンを食べること。うーん、正直後者の方が勝っているかも・・・。
そういえば、帰りも“ルイガノさん”と逢いました。
k:「好房ラーメンはしばらく食べないと禁断症状が出るんです。なにか入っているんでしょうか。ハハハ」
ル:「ハハハ・・・」
またまたしばらくお話は弾んで・・・。
k:「“ルイガノさん”帰りは向かい風だね。それじゃ、またお会いしましょう」
午後3時を回ったけれど、気温はまだまだ相当高そうです。(帰って調べましたら郡山午後1時:13.2℃、午後3時:12.5℃でした。)
そうそう、ここからが肝心な“リカちゃん”の話になるのです。みちのく自転車道で出会った“リカちゃん”とは“杉村リカちゃん”のことなんです。
またまたごめんなさい、じつは『杉村商店(PROGERESSIVE)のリカンベント(PB-970 USS)』のことだったんです。
リカンベント(PB-970 USS)
それは突然向こうからやって来ました。その異様な姿に思わずクギづけになってしまいました。
ホーッ!リカンベントだ!
「こんちは!」
と大きな声を掛けたら、その彼は止まってくれました。彼はわたしと同じ週末ライダーなんだそうです。
なにしろ実物は初めてなんです。しばし、リカンベントを間近に見ながらいろいろとお話を伺うことが出来ました。そのライディングポジションから疲れないですかとお聞きすると、
「疲れないです」
そして
「乗ってみますか?」
と彼は言ってくれました。やさしい彼の申し出はとてもありがたかったのですが、いきなり乗れるほど運動神経の本数が多くないのは百も承知ですし、この高級車にキズを付けるようなことになっては申し訳ないので、今回はありがたくご辞退申し上げました。
近未来的でしょう。これがちゃんと走るんですから驚きなんです。ところがこの彼とは帰り道でまた逢いました。後ろ姿ならゆるされるでしょうから、実際に走っているところ、しかとご覧いただけましたでしょうか。このように寝そべった状態で一番前にあるペダルを足で漕ぐのです。
そして、あれよあれよという間に小さくなってしまいました。
“リカちゃん”も走るみちのく自転車道。帰り道の田んぼでは藁焼きをしていました。
阿武隈川越しに見る清陵情報高校と春がすみの磐梯山を見て、春がそこまで来ているんだなあと全身に感じながら走った本日の走行距離82.96 走行時間4:13 平均速度19.6 最高速度37.7
あいかわらず、僕は今日も仕事でした。はっきり言ってやる気無し・・・ だってこの陽気ですもん。よ~っし、じゃあ、明日の休みは僕も!と気持ちを強めていたところ、なんと明日は雨、、、とのこと。おいおい勘弁しろよ~ っと超ブルーな夜になってしまいました。
それにしてもリカンベントとは、いけてますね~。僕も走っているところは見た事がありません。写真を拝見すると、なんだか気持ち良さそうですね。でもどこへ行っても注目の的でしょうね。あれで女子高生の群れに突っ込んだらどうなっちゃうんでしょうか?
きっと きゃあきゃあ言われちゃうんでしょうね。まあ、それもいいかもしれませんね~。 笑
明日以降は天気もまたよくなるみたいですので、一気に春ですね、きっと! 輪春ですね。
“ピナ男さん”と同じにわたしも重心が低いとバランスが取りにくいと思ったのです。でもそんなことはないと彼は言っていました。
季節の変わり目をちゃんと人々は感じ取って、来るべき季節の準備に入っているのですね。畑で働く多くの人たちがいました。
“mattoshiさん”のおっしゃるようにリカベントは何処に行っても注目の的になること請け合いです。彼も「これに乗ってたら悪いことは出来ない(笑)」なんて言っていました。
でも一つだけ聞き忘れました。急な坂道が現れたとき普通の自転車だと“立ち漕ぎ(ダンシング)”が出来ますが、リカベントはどうするの?さらにはどうしても無理なとき、普通の自転車だったら引いて歩くしかないですが、「リカベントは引きにくいんじゃない?」今度会ったときに聞いてみたいと思いました。人間工学的にはかなり効率的な設計思想に基づいたものなのだからでしょうか、風の抵抗が少ないからなのでしょうか、速度だって出るそうです。
この春の陽気に自転車道へは散歩の方や自転車の方々が一挙に湧いて出たようでした。みんな春を待ちこがれていたんですね。
そして“mattoshiさん”今日明日は残念でしたが、ひと雨ひと雨、春は確実に近づいてきているのですから、思いっきり走れるときが来ます!
さすがの"koji"さんも感激されたご様子、その場に居合わせた様に心境がよく分かりました。余裕が有ったら1台くらい有っても良いかも知れないけど、でも正直言って私には買う勇気が湧きません。
三輪仕様のトライクとかいうものもあったような記憶があります。買うなら三輪仕様かな?買いませんけど。
ただ前方にペダル部分が出ている分、車体もそれなりに長さがありました。それからこれは聞くのを忘れてしまったのですが、悪路などで降りて押さなければならないとき、中腰の姿勢でずっと押さなくてならないのは大変なのではないかということです。
実際に走っているところは、“F-1”のコクピットが抜け出して走っているようで、思わず見とれてしまいます。
どれぐらい練習したら普通に乗れるんでしょうね。走り出すときだって、上り坂だったりしたら大変そうですよね。(ああ、これも聞いてみるんだったなあ。)
でも何処へ行っても注目度は高いですし、話題性がありますよね。
わたしは今の今までずっと、リカベントだと思っていたのですが正しくは“リカンベント(Recumbent)”なのだそうです。「リカムベント」や「リカベント」とも言われるそうですが、表記は“Recumbent”で“寝そべる”とか“もたれかかる”とかいう意味なのだそうです。