きのうの安達太良

（２００８．３．９　６：１０ａｍ）
きのう（３月９日）は良く晴れた一日中雲のない日で、安達太良がとても綺麗に見えた日でした。もちろん他の山々も綺麗に見えた日だったと思います。


（２００８．３．９　ａｍ６：３０）
市内平井地区の池から安達太良を撮っていると
「○○さんじゃありませんか？」
と声をかけて下さった方がおりました。その方はいまから二十数年前、同じアパートに入っていた“Ｙさん”でした。なつかしの“Ｙさん”はいつもこの場所から安達太良を撮影されているとのことでした。


（２００８．３．９　ａｍ７：０２）
二本松市杉田の光恩寺から見た安達太良山頂付近。


（２００８．３．９　ａｍ７：１８）
二本松市金色地区から見た安達太良連峰。本宮市から見える安達太良とは、また趣を異にします。“智恵子”の見た安達太良と本当の空はこんなだったのかも知れません。


（２００８．３．９　ａｍ７：１８）
ここからは遠く吾妻連峰（吾妻小富士）を望むことができました。


（２００８．３．９　ａｍ８：０６）
大玉村大山地区から見えた安達太良。この場所は木々が新緑になったとき残雪の安達太良が映えるかもしれません。

この日は何処へ行っても安達太良の山々がとても綺麗に見えた日でした。長靴を履き安達太良が良く見える場所を探して、雑木林を越えたり田んぼや畑の土手を忙しく走りまわりました。

ここからなら安達太良がよく見えるかも知れないと思って、神社の裏側の小高い畑を目指して駆け上がります。ところが残念なことに雑木林が安達太良への視界を遮っていました。ふと見ると片隅の畑でお母さんが朝仕事をしていました。
「おはようございます。ここからなら安達太良が綺麗に見えるかと思って来たんだけど、ダメですね。雲一つなくてこんなに綺麗に見える日はめったにないですよね。」
「ほんとにきょうは綺麗に見えるね。」
仕事の手を休めて雑木林越しに見える青い空と真っ白い安達太良を見てお母さんが答えてくれました。
「お母さんが一生懸命仕事をしているのに遊んでてごめんなさいね。おじゃましました。」
「いいええ。」
ということで、なかなかこれぞという場所を見つけるのは大変です。


（２００８．３．９　ａｍ８：１９）
そろそろ止めにして、家に戻らないと・・・。帰り道、和尚山が間近に大きくそびえて見えました。きょうはこれからみちのく自転車道へ漕ぎ出さなくてはならないんです。