雨降る前に“みちのく自転車道”

（２０１８．６．１０　７：０３ａｍ　みちのく自転車道から見える宇津峰山と東山：須賀川市）

６月１０日、『ああ、よく寝た・・・』と思って時計を見たら午前３時でした。明日は一日中雨の予報だし、せっかく早く起きたんだから、きょうのうちに明日の分まで距離を稼いでおこうと思ったんです。



わが家の玄関先温度計は１７℃。下はレーパンのままですが、少し肌寒いような気がしたので上着を一枚着込みました。午前３時５０分、寝静まった日曜の集落を抜けていきます。



どんよりと曇った空の下、とても静かな阿武隈川です。



午前４時２３分、みちのく自転車道に入りました。ここまで走って体も温まってきたみたい。上着を脱いで半袖になりました。



みちのく自転車道の定点観測ポイント、逢瀬川にかかる横塚橋の上からビッグアイ方面をパチリ。
その後順調に須賀川市に入り、自転車仲間で薔薇愛好家の“マドンさん”のお宅をかすめていこうと思い立ちました。午前５時４０分、おそらく“マドンさん”はもう起き出して薔薇の手入れをしているかもしれません。もし誰もいなければ道路からそっと庭先の薔薇を眺めていこうと思いました。



自転車を停めて道路から『“マドンさん”ちのローズガーデン』を見ていると奥様と目が合いました。予想通り、奥様も“マドンさん”も庭に出て薔薇のお手入れをなさっておいででした。



“マドンさん”から薔薇の消毒のノウハウなどをお聞きしたり、以前よりスケールアップした庭を案内していただいたりしました。そうしているうちに、早い時間にもかかわらず、奥様が庭先のテーブルにモーニングコーヒーを用意して下さいました。きょうは涼しい日でしたから暖かいコーヒーのおいしかったこと。





フリルの花びらがエレガントな２品種、どちらも素敵でした。『“マドンさん”ちのローズガーデン』をタップリ堪能して、“マドンさん”から「浜尾遊水地ではまた工事車両が入るために道路に鉄板を敷き詰めた」ことなど、みちのく自転車道の最新情報をお聞きして再スタートしました。



午前７時３３分、これがきょうの乙字ケ滝。



乙字橋の上で小休止した後、きょうは再びみちのく自転車道を引き返すことにしました。



帰りは“マドンさん”から情報のあった浜尾遊水地回りにしました。道路に鉄板は敷き詰められていましたが、つなぎ目が上手で段差なく走りきることが出来ました。



走っているとき左手首にチクッと微かな痛みがありました。見ると得体の知れないムシがとまっています。右手で追い払い急停車しました。こんなときのために“ポケムヒ”を常備しているのです。速めに処理したのがよかったのか、それとも雑菌を注入する前だったのか、痛みもかゆみも無く済みました。



郡山市街地を通過中に顔や腕に冷たいものが静かに少しずつ落ちてきました。予報では夜中からなんだけどなあ・・・。だんだん雨粒が多くなってきて、みちのく自転車道の終点小和滝橋ではすでに路面が濡れていました。



午前９時３２分、阿武隈橋にさしかかりました。ここからわが家までは３キロといったところです。このまま雨に濡れて帰って風呂に飛び込むだけ。最後の坂道に向かって再び漕ぎ出しました・・・。
『“マドンさん”ちのローズガーデン』をタップリ楽しんだ本日の走行距離８２．９５　走行時間４：０１　平均速度２０．６　消費カロリー１４０５