実に長いこと、ある曲の一部分のメロディがふと浮かんでくることがありました。おそらくはCMか何かで耳にしたのでしょう。とてもロマンチックな感じがして、この曲を丸ごと聴けたらどんなに幸せな気分になるんだろうと、そんなふうに思っていました。
ところが偶然とは良くしたもので、ついについにYouTubeで出会うことが出来ました。「There Must Be An Angel (Playing With My Heart) 」というこの曲はEurythmics(ユーリズミックスの公式ホームページはこちら)というイギリスの二人組ミュージシャンの楽曲でした。1985年のこの曲は全英1位を記録したというのも納得です。
どうです、いいでしょう。思い描いていたとおり幸福感たっぷりな曲。間奏のハーモニカはスティービー・ワンダーなのだとか。歌詞の和訳はこちらでお世話になりました。
やはりCMなどで使われているんですね。
でもわたしはこのCMは印象にないし、もっと昔に耳にしていたような気がします。
井手麻理子さん(申し訳ないけど存じ上げておりません)の歌もいいですね。
ユーリズミックスのお二人がルチアーノ・パヴァロッティと共演。
ユーリズミックスのオリジナル良いですね。
リプトン紅茶のCMで使った川井郁子さんと東儀秀樹さんのバージョンも良いですよ。
CMはサビの部分を効果的に使いますから、印象に残りやすいんですね。
そういうのが沢山あるのですが、原曲がなかなか分からなくて口惜しい思いもします。
どうしても知りたくてスポンサーの広報室に電話して聞いたこともあります。
「川井郁子さんと東儀秀樹さんのバージョン」聴いてみました。こちらも素敵ですね。
イヤフォンで全部聞きました。
良い曲ですね。朝から爽やかな気分になりました。確かに井手麻理子さんの歌も素敵です。しかし「There Must Be An Angel (Playing With My Heart) 」このような長い歌詞を覚えているのが素晴らしいです(笑)
いまでは、メロディがわかればAIに聴かせて曲名が分かるようになりましたが、当時はメロディの一部から誰の何という曲なのかを調べ出すなんていうことは不可能でした。
今回はYoutubeで偶然でした。
聴いてみたら「篳篥」の音色がたまらなくいい感じでしたが、残念なことにわたしは全く印象にないのです。
こんな時、全貌が分かって逆に失望するなんていうことも少なくないのですが、今回は大当たりでした。
こんなときは、メロディの持つ不思議な力と、それを感じ取れる人の心の素晴らしさに感激してしまいます。