休日は風を切って

休日は自転車に乗って風を切って、そんな生活をずっと続けていけたらと思っています・・・

舞い蹴るジャクソン逝く

2009年06月27日 | 音楽(CD・コンサート)

とにかく大きなニュースでした。

社員食堂で列に並んでいるとき、中央のテレビに写し出された変な顔のマイケル・ジャクソン。とうとうとか、やっぱりとかそんな思いがしました。突出した類い希な才能に恵まれながら、歌と踊りの天才も50歳という若さで逝ってしまうことになるとは・・・。

ステージに上がらなくなってからも、何かと話題はふりまいてきたけれど、どれも華々しかったステージ上の“マイケル・ジャクソンとは反対の事件やニュースばかり。そんなニュースを見るたび“気の毒なヤツ”という思いがありました。マイケルを取り巻くあらゆる環境自体がもうすっかり“普通”ではなかったのですね。

Michael Jackson announce comeback 2009 (This is It!)



『「これがロンドンで最後のパフォーマンス、最後のカーテン・コールだ」――。しばらく活動を休止していた世界的エンターテイナー、マイケル・ジャクソン(50)が、ロンドンのO2(オー・ツー)スタジアムで“復活会見”を行った。7月に10回公演を行うというライブについて、本人自らが告知するというイベントだった――』

なんてニュースになったように復活を計画していたようですが、それも叶わなくなってしまい、熱烈なファンの方々は大きな失望と悲しみに打ちひしがれたことでしょう。わたしは復活なんかせずにもう伝説でいいと思うんです。急死という事態で、結果的にはそうなってしまいましたけれど・・・。

華麗に舞い、軽快にステップを踏み床を蹴る、その歌い踊る姿は、まさに“舞い蹴る”ジャクソン!あの伝説のステージ『マイケル・ジャクソン ライヴ・イン・ブカレスト』を映してわが家で一人追悼公演。わたし達の時代がどんどん失われていってしまうなあ・・・。マイケルよ安らかに



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
白人へのこだわり (玉井人ひろた)
2009-06-27 10:54:54
私は最初のころジャクソンファイブの子供とマイケルジャクソンが同じ人だと判らなかった思い出があります。
異常なまでの白人化へのこだわりで寿命を縮めた気がしますが、将来アフリカ系国民が大統領(オバマ大統領)になることを知っていたら、あそこまで異常に白人化手術することは無かった気がしてならないです
返信する
Black is Beauyiful! (TOSSY)
2009-06-27 15:27:43
あぁ ついに と思いました

あそこまで 外観を白人化しても やはりしあわせにはなれなかったのですね

私は ジャクソン5のときのだんご鼻のまっくろな顔にキラキラと光る目をしたマイケルが好きでした
そのまま 大人になってもらいたかったです

マイケルを見るたびに あそこまで白人になりたがる理由 
黒人としての自分を否定しているのは何故だろうと思っていました
きっと小さいころから嫌なことがいっぱいあッたのでしょうね
白人になれば 変わると思ったのかしら

かわいそうで かわいそうで・・・

ゆっくりとおやすみなさいね
天国は ネバーランドですよ きっと
返信する
“玉井人ひろたさん” (koji)
2009-06-27 19:08:32
マイケル・ジャクソンの曲にBlack or White(ブラック・オア・ホワイト)という曲があります。このプロモーションビデオの入ったレーザーディスクを持っています。黒人?白人?どっちだっていいじゃないのと言う意味だと思っていましたら『タイトル英語』というHPでは、もう一つ踏み込んで「人種差別を批判した歌ですが、ストレートな批判ではありません。当時、整形により、だんだん肌が白くなっていくマイケルに対して、マスコミがいろいろと書きたてていたことに対する反論っぽいです。」という解説がありました。
あれほどの人気もお金も手に入れながら、それでも白人になりたかったというのが、アメリカの人種問題の根深さ故の大きなマイケルのコンプレックスだったのかもしれませんね。
返信する
“TOSSYさん” (koji)
2009-06-27 19:57:36
お金や人気が決して人を幸せにしないということでしょうか。あの絶頂期にあってもなお、白くなりたかったというのが悲しいです。
マイケル・ジャクソンのダンスシーンは兎に角凄い!全くもって惚れ惚れしてしまいます。彼の早すぎる終焉に、こうしてまた一つわたし達の時代が伝説になってしまいましたね。
返信する
青春のメモリー、、、 (mattoshi)
2009-06-28 08:19:41
青春時代にカセットテープで聴いた、アルバム ”スリラー” すり切れるほど聴きましたね。 あの踊りは本当にスゴかったし、一大ムーブメントを造っただけでなく、その後のダンスシーンに絶大な影響を与えました事は、言うまでもなく周知の事実ですよね。
でも、kojiさんのおっしゃるように、気の毒な奴、、、というのも事実だと思います。
僕はいろいろなゴシップを聞くにつけ、彼の孤独さをヒシヒシと感じていました。彼の産む莫大な経済効果、それに群がる利権喰いの輩たち。彼を心から理解出来ていたのはいったいどのくらいいたのでしょうか? 子どもたちに夢と希望を求めた気持ち、なんとなく分かります。それがアダになりましたが、、、


とにかくKing of PopsからGod of Popsになったのだと思います。やすらかに、”本当のマイケル”として、やすらかにお休みください、ありがとう、、、と言いたいです。

返信する
“mattoshiさん” (koji)
2009-06-28 08:52:14
ものごころつき始めた頃から、ステージ、ステージの日々。家族とステージの中だけの生活。いくら歌が好きだといっても、それだけじゃ人間形成には問題ありだと思うんです。希有な才能に恵まれていましたから、歌もダンスも莫大なマネーを生み出します。“mattoshiさん”のいうように、ショービジネスの世界で“スター”というのは、いわば食い物です。ですからスター本人が思い通りに出来ないことのほうが多いのでしょうし、それが小さな頃からずっと続いていたとすれば、どこかに“歪み”が生じます。夢や願望、自分が本当にしたいこと、いくらお金があっても叶わないこと・・・、歓声と拍手に包まれた華々しいステージとは裏腹に、スター本人はいつも満たされない何かをかかえていたのだと思います。
なんだかみんなこんな風に逝ってしまうよなあ、伝説の人になって・・・。
返信する

コメントを投稿