12月16日、当市の文化施設“サンライズもとみや”において『和泉元彌の狂言らいぶ』公演がありました。“ワイフ君”とわたしの席は演者のこめかみに光る汗もみえるほどの“かぶりつき”。
2ヶ月ほど前に入場券を手に入れて、この日を心待ちにしていました。狂言については、小学校だか中学校だかで“附子(ぶす)”という演目について学習したような記憶がかすかに残っているだけなんです。
きょうの演目は、“盆山(ぼんさん)”(和泉元彌と和泉淳子)と“鬼瓦”(和泉元彌と十世・三宅藤九郎)。はじめに和泉元彌氏ご本人より狂言についてのレクチャーがありました。狂言の歴史から能舞台の仕組み、演技や所作の意味、演目のあらすじなどについて予備知識をいただいたことで、初めてにもかかわらず一歩踏み込んだ狂言の面白さを鑑賞出来たような気がいたしました。
愉快愉快、日本人の笑いの感性は狂言が生まれた室町時代から変わってはいないというのは本当のようで、狂言ってホントに面白いものなんですね。会場からは大きな笑い声が湧き起こっておりました。
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文化面はもちろんのこと、様々な分野においてやはり中央は恵まれていて羨ましく思います。
趣味に勉強に“TOSHIさん”が自己研鑽の日々を元気に楽しまれているご様子うれしいかぎりです。近況をお知らせ下さってありがとうございました。元気でね。またね。
わたしの日常生活とは全くかけ離れた能や狂言、せっかくの機会だから催しに参加してみるのも楽しいかも知れないと思ったんです。
狂言は笑いの寸劇だというのは学校で習って知っていましたが、実際に観てみると内容の可笑しさもさることながら、狂言師の方々の研ぎ澄まされたその演技の素晴らしさに圧倒される思いでした。『笑いの芸術』まさにその通りだと思って観て参りました。