ネットで注文していたリハビリ散歩用のアイテムが届きました。
【Bose Ultra Open Earbuds】というワイヤレスイヤホンです。このイヤホンの最大の特徴が「オープンイヤー型」ということで、「耳を塞がない」というところがわたしの購入の目的でした。片や「静粛性」を求める中、なぜ周囲の音を隔絶しないこのイヤホンにしたかというのは、「街中や自然の中で音楽が流れている」という雰囲気が以前からとても好きだったからなんです。
まだ会社勤めをしていた頃、イヤホンを耳穴から少し浮かせて街中の騒音をあえて音楽の中に取り込むようにし、あたかも商店街から音楽が流れているような雰囲気にして聴いていたのです。今回このイヤホンを買うにあたって、とりあえず安価な「オープンイヤー型」を買ってみました。
「オープンイヤー型」というのは、いったいどれぐらいわたしの求めるところに応えてくれるのか、取り敢えずBose製品の1/10という廉価版で試してみたのです。だいたいの雰囲気はこれで分かりましたが、予想していたとおり低音から中音辺りにかけて貧弱な音でした。しかし、深夜に布団で寝ながら聴いていても騒音が家中に流れる心配も無く、寝返りを打っても耳穴に強く入り込むなんていうことが無いので、その点は音楽を聴きながら就寝する習慣のあるわたしにとって利用価値があると思いました。
そこで、音響に数々の革新的な技術を有するBose社の製品なら、少なくとも「貧弱な音」のイヤホンは製品化しないはずだと信じて注文したんです。ま、購入額の1/3をまかなえるほどのポイントがあったというのも大きかったですけれどね。結果は、試しに買った廉価版の音とは比べものにすらならない。ズンと響く低音域から生々しいヴォーカル域、そして高音域まで「オープンイヤー型」とは思えないほど豊に鳴り響いてくれました。
きょうは、さっそくこのイヤホンをお伴に、スマホからのAmazaon Musicを聴きながらリハビリ散歩してきたんです。阿武隈川の川音が大きい橋の上も、サザンオールスターズの歌を聴きながら楽しく渡りました。もちろん、ジャミロクワイやMALIYA、それにビートルズだって、耳への圧迫感が無くわたしの周囲から音楽が聞こえているようで最高でした。これで、リハビリ散歩がまた楽しくなってきましたぞ。
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