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(6月7日、二本松市阿武隈漕艇場では高体連が行われていました)
待ちに待った、雨でない土曜日でした。
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(見返りの本宮市街地。もうここからはひたすら川沿いの細い道を・・・。)
本宮の市街地を後にして、阿武隈川沿いの県道73号を走ります。出がけに地図で第3のコース島山から阿武隈漕艇場までのルートを見てきたんです。地図ですからアップダウンまでは分からないのですが、最短ルートがありました。それを試しに行くのです。
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いつもの県道73号が二本松市に入ってすぐの一番の高台なのですが、あいにく安達太良や吾妻方面には雲があって、きょうもその姿を目にすることは出来ませんでした。
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73号二本松市トロミ地内の交差点脇にある『無事カエル』、バイバイ。
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安達ヶ原前の県道62号線の交差点へ到着。でもわたしが寄りたいのはこの安達ヶ原ふるさと村の反対側にある大福餅の『大福屋』さんなんです。
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土曜の朝ですからみんなまだ活動しだしていないのかもしれません。大黒屋の駐車場には車が一台もナッシング~!(すまない・・・)
「大福ください!」
「はい」
「2個!」
「はい」
「おやつに・・・。すいません2個ばっかり・・・」
そしてお店に飾られている“大福を持つ西田敏行さん”の写真の曰くについて色々とお話をお聞きする事ができました。
お店の外のベンチでおやつに食べました。ここの大福は皮が本物の餅なので、ぺたぺたした大福とは食感がまるで違います。まあ、あの柔らかいのが好きだと言われればそれも分かります。そして餡はこしあんと粒あんの中間ぐらい、小豆の皮が入っています。こしあんが好きだと言われればそれも分かります。そしてただ一つの弱点は本物の餅ですから時間がたつと皮が固くなってくるというところでしょうか。ですから買い置きはしないで下さいね。
さあ、残りの一個は背ポケットにしまって、いざ出発です。
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ほら、日陰の多い道は最高でしょう。日焼け止めなんか要らないぐらいです。そして今、路肩の木々は実に様々な花を付けています。もう楽しくって、ちっとも前に進めないんです。
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その中でも一際目立つのが、この「ヤマボウシ」です。十字手裏剣のようなその白い花(じつは花ではなく総包片と呼ばれるもの)が層になって咲いている様は見事です。
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さんざん遊んで、ここ島山(稚児舞台)到着は10時55分でした。小休止してすぐに漕艇場への道を探します。今日は午後3時頃にお客様が来られるというので、そうそうのんびりもしてはいられないという訳なのです。
地図で見てきた道とおぼしきところを走っているはずです。ひたすらの坂を登り切ったところで道ばたのお父さんがたに道を確認しました。アップダウンはあるとのことですが、自転車なら「車が通らないからかえっていいんじゃない」と言われました。
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お父さんがたのところから、道路はいきなりの下り坂。ずっとずっと下ります。何かの施設が見えますが、そこもずっと下り坂のようです。っていうことは、今度は恐いぐらいの上り坂が待っているということになります。
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「ホタルブクロ」や「ノアザミ」など、道ばたの花々が容赦してくれません。一気に行ってしまいたい上り坂なのに、草花の誘惑に負けてついつい止まってしまいます。
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やっとのことで登り切った道は、またまた急な下り坂。今度はとことん下ります。お寺があります。神社が見えます。やや、行き止まり!
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行き止まりと思われた、通せんぼの柵の先は見たところずっと下まで道路が続いています。もう引き返せないほど下って来てしまいましたから、行くしか無かったのです・・・、が一番下まで下ってみたら「工事中っ!」、ああ・・・。
途中で道を間違えたのです。分かれ道があって、どちらへ行こうか迷ったのですが、どうやら外れクジを引いてしまったようです。
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それでもこの工事中の道は阿武隈川と平行に走っているようです。このままずっと自転車を押していくしかなさそうですが、願うのはこの道が途中で切れていないことだけです。だってもうのっぴきならないほど来てしまっているのです。
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遠くの空から「ブーゥゥン」というエンジン音が聞こえます。西の空を見ると、遠く安達太良の前を横切って“ニッセン”の飛行船が飛んでいました。“ニッセン”ってあの通信販売のニッセンなのでしょうか?
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かれこれ1キロぐらいは自転車を引いたでしょうか。工事中の砂利道の先に民家が見えてきました。ということは道路があるはずです。家の前の紫蘇畑で働いていたお母さんに「新舟橋へ抜けて漕艇場に行くには、この道でいいんですか?」と訪ねました。
「この道をまっすぐ行くと十字路に出ますから、そこをまっすぐ行くと漕艇場です。今日は大会だっていってましたよ」
「へえ、今日は大会なんですか!それじゃますます行ってみなくちゃね。ありがとうございました」
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途中の山林には「マタタビ」とおぼしきチラホラと真っ白な葉が混じった茂みがありました。これってマタタビでしょう?
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お母さんの言う通り、十字路から進行方向左側に新舟橋が見えました。直進して漕艇場へ向かいます。そういえば先ほどから随分車とすれ違います。大会が有るからなのでしょう。
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しばらく行くとスタート位置のテントにいた係りの方が、わたしがおもむろにカメラを取り出したのを見て、「写真を撮ってください!これが今日最後のレースなんです」
(えっ、もう終わりなの?そういえばちょうど12時なんです。)
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初めてみるカヤック競技のスタートです。選手の緊張がカメラを通してこちらにまで伝わってきそうです。
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スタートの合図と同時に、パドルに渾身のパワーが込められます。
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「これは500mなんですか?」
「そうです」
「みなさんは、カヌー関係の方々なのですか?」
「いえ、役場の職員です。」
「二本松市ではカヌー体験教室とかの催しをやっていますよね」
「ええ、今年もやりますよ」
カヌー教室は二本松市役所東和支所の広報などで情報が提供されるようです。そして何回かに渡って実施されるのですが、一番最初はプールで練習して、それからこの漕艇場での本番になるんだそうです。そして皆さんが使うのは競技用のものではないので、すごく安定感があるのだそうです。
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先ほどの選手達はゴール付近で盛んに檄を飛ばされています。ラストスパートの真っ最中なんだと思います。
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漕艇場が一望出来る小高いベンチのある丘で、持参したコンビニのおにぎりでお昼にします。
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対岸の東屋のある公園のところに、この漕艇場出身の北京オリンピック代表のために『頑張れ・綾香』と書かれた大きな横断幕が取り付けられていました。
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昼食を済ませて、予定通り飯野堰堤公園を経由して、対岸の公園を目指します。
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制限重量9tと書かれた板敷きの橋を渡り、新飯野橋へ。
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ここで時間は12時40分。この橋のたもとから漕艇場の方へ進路を取って、帰途に着けば3時前には十分間に合うあずです。
“ピナ男さん”や“hideさん”が走るアップダウンの漕艇場コースを走って東屋へ・・・、『下りはめちゃめちゃ気持ちイイーッ!』
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東屋の広場から、大会が終わっていきなり静かになった漕艇場を見ながら、一目散の帰り道に備えて、背ポケットに残して置いた大福を“摂取”いたしましょう。
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ただ食べてしまうのもなんなので、広場の芝に生えていた『ネジバナ』と一緒に記念撮影をしてみました。
結局このあとは、智恵子大橋から第3のコースを戻って来たのですが、途中で再び『大福屋』さんにまわり、おみやげの大福を買おうとしたのですが、朝あんなにあった大福は、4個を残すだけになっておりました。次にいらした方には申し訳無かったのですが、全部お買い求めさせていただきました。悪しからず・・・。
大黒屋の“大福”をエネルギーに走った本日の走行距離58.15 走行時間2:40 平均速度21.7 最高速度54.4
待ちに待った、雨でない土曜日でした。
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(見返りの本宮市街地。もうここからはひたすら川沿いの細い道を・・・。)
本宮の市街地を後にして、阿武隈川沿いの県道73号を走ります。出がけに地図で第3のコース島山から阿武隈漕艇場までのルートを見てきたんです。地図ですからアップダウンまでは分からないのですが、最短ルートがありました。それを試しに行くのです。
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いつもの県道73号が二本松市に入ってすぐの一番の高台なのですが、あいにく安達太良や吾妻方面には雲があって、きょうもその姿を目にすることは出来ませんでした。
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73号二本松市トロミ地内の交差点脇にある『無事カエル』、バイバイ。
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安達ヶ原前の県道62号線の交差点へ到着。でもわたしが寄りたいのはこの安達ヶ原ふるさと村の反対側にある大福餅の『大福屋』さんなんです。
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土曜の朝ですからみんなまだ活動しだしていないのかもしれません。大黒屋の駐車場には車が一台もナッシング~!(すまない・・・)
「大福ください!」
「はい」
「2個!」
「はい」
「おやつに・・・。すいません2個ばっかり・・・」
そしてお店に飾られている“大福を持つ西田敏行さん”の写真の曰くについて色々とお話をお聞きする事ができました。
お店の外のベンチでおやつに食べました。ここの大福は皮が本物の餅なので、ぺたぺたした大福とは食感がまるで違います。まあ、あの柔らかいのが好きだと言われればそれも分かります。そして餡はこしあんと粒あんの中間ぐらい、小豆の皮が入っています。こしあんが好きだと言われればそれも分かります。そしてただ一つの弱点は本物の餅ですから時間がたつと皮が固くなってくるというところでしょうか。ですから買い置きはしないで下さいね。
さあ、残りの一個は背ポケットにしまって、いざ出発です。
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地図で見てきた道とおぼしきところを走っているはずです。ひたすらの坂を登り切ったところで道ばたのお父さんがたに道を確認しました。アップダウンはあるとのことですが、自転車なら「車が通らないからかえっていいんじゃない」と言われました。
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お父さんがたのところから、道路はいきなりの下り坂。ずっとずっと下ります。何かの施設が見えますが、そこもずっと下り坂のようです。っていうことは、今度は恐いぐらいの上り坂が待っているということになります。
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やっとのことで登り切った道は、またまた急な下り坂。今度はとことん下ります。お寺があります。神社が見えます。やや、行き止まり!
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行き止まりと思われた、通せんぼの柵の先は見たところずっと下まで道路が続いています。もう引き返せないほど下って来てしまいましたから、行くしか無かったのです・・・、が一番下まで下ってみたら「工事中っ!」、ああ・・・。
途中で道を間違えたのです。分かれ道があって、どちらへ行こうか迷ったのですが、どうやら外れクジを引いてしまったようです。
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遠くの空から「ブーゥゥン」というエンジン音が聞こえます。西の空を見ると、遠く安達太良の前を横切って“ニッセン”の飛行船が飛んでいました。“ニッセン”ってあの通信販売のニッセンなのでしょうか?
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かれこれ1キロぐらいは自転車を引いたでしょうか。工事中の砂利道の先に民家が見えてきました。ということは道路があるはずです。家の前の紫蘇畑で働いていたお母さんに「新舟橋へ抜けて漕艇場に行くには、この道でいいんですか?」と訪ねました。
「この道をまっすぐ行くと十字路に出ますから、そこをまっすぐ行くと漕艇場です。今日は大会だっていってましたよ」
「へえ、今日は大会なんですか!それじゃますます行ってみなくちゃね。ありがとうございました」
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途中の山林には「マタタビ」とおぼしきチラホラと真っ白な葉が混じった茂みがありました。これってマタタビでしょう?
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お母さんの言う通り、十字路から進行方向左側に新舟橋が見えました。直進して漕艇場へ向かいます。そういえば先ほどから随分車とすれ違います。大会が有るからなのでしょう。
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しばらく行くとスタート位置のテントにいた係りの方が、わたしがおもむろにカメラを取り出したのを見て、「写真を撮ってください!これが今日最後のレースなんです」
(えっ、もう終わりなの?そういえばちょうど12時なんです。)
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初めてみるカヤック競技のスタートです。選手の緊張がカメラを通してこちらにまで伝わってきそうです。
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スタートの合図と同時に、パドルに渾身のパワーが込められます。
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「これは500mなんですか?」
「そうです」
「みなさんは、カヌー関係の方々なのですか?」
「いえ、役場の職員です。」
「二本松市ではカヌー体験教室とかの催しをやっていますよね」
「ええ、今年もやりますよ」
カヌー教室は二本松市役所東和支所の広報などで情報が提供されるようです。そして何回かに渡って実施されるのですが、一番最初はプールで練習して、それからこの漕艇場での本番になるんだそうです。そして皆さんが使うのは競技用のものではないので、すごく安定感があるのだそうです。
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先ほどの選手達はゴール付近で盛んに檄を飛ばされています。ラストスパートの真っ最中なんだと思います。
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漕艇場が一望出来る小高いベンチのある丘で、持参したコンビニのおにぎりでお昼にします。
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対岸の東屋のある公園のところに、この漕艇場出身の北京オリンピック代表のために『頑張れ・綾香』と書かれた大きな横断幕が取り付けられていました。
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昼食を済ませて、予定通り飯野堰堤公園を経由して、対岸の公園を目指します。
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制限重量9tと書かれた板敷きの橋を渡り、新飯野橋へ。
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ここで時間は12時40分。この橋のたもとから漕艇場の方へ進路を取って、帰途に着けば3時前には十分間に合うあずです。
“ピナ男さん”や“hideさん”が走るアップダウンの漕艇場コースを走って東屋へ・・・、『下りはめちゃめちゃ気持ちイイーッ!』
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東屋の広場から、大会が終わっていきなり静かになった漕艇場を見ながら、一目散の帰り道に備えて、背ポケットに残して置いた大福を“摂取”いたしましょう。
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ただ食べてしまうのもなんなので、広場の芝に生えていた『ネジバナ』と一緒に記念撮影をしてみました。
結局このあとは、智恵子大橋から第3のコースを戻って来たのですが、途中で再び『大福屋』さんにまわり、おみやげの大福を買おうとしたのですが、朝あんなにあった大福は、4個を残すだけになっておりました。次にいらした方には申し訳無かったのですが、全部お買い求めさせていただきました。悪しからず・・・。
大黒屋の“大福”をエネルギーに走った本日の走行距離58.15 走行時間2:40 平均速度21.7 最高速度54.4
今日もですが
トシたちが、御霊びつ峠に行きます。
会ったら、応援してやってください。
ENDLESS HIDE
そして“toshiさん”もがんばってますよね。
“hideさん”の留守に漕艇場コースにお邪魔してきました。途中道を間違えたりのアクシデントもありましたが、とても楽しく走ってきました。またお邪魔します。
ときどきお邪魔しますので、よろしくお願いします。
私は金、土と東京で研修でした。二日間、缶詰で疲れましたです。
わたしは今日は家庭サービスのひですから、自転車には乗らずにワイフを連れてご近所を車で散歩してきました。とてもいい天気で、自転車日和だったなあ。残念とはいいませんけれど・・・。
ところで“ざっきーさん”はきょうは乗れたのでしょうか。
しかし、kojiさんの道端の花に関する興味、スゴいですよね。花の名前もよくわかってらっしゃって、、、感心しきりです。スゴいですね~、僕はお花よりも、大福の方がいいや! と思うので、ちっとも痩せない、、、僕なのであります。
今回は少々冒険付きの漕艇場コースとなりましたが、次は大丈夫です。そして、“ピナ男さん”とはニアミスだったそうです。でもだんだん近づいてきているのが実感できます。次回あたりはもっと近づいて、あわよくば対岸を走っていたりするのかもしれません。
わたしは草むしりや、手入れがニガテなので、自然の中の野の花が一番好きです。野の花はいわば雑草のようなものですから、手入れは要らないし、こちらが好きなときに、一方的に見るだけでいいんですから。
花壇の花は他人が精魂込めて手入れしているのを見せてもらうだけに徹しています。ハハハ