え~、先日の事です。
我が家に新しい国民健康保険証が届きました。
4月から使える保険証ですね。
毎年、新しい保険証が来るたびに、私がする事が、
① 名前や住所や生年月日の確認
② 裏面の記入この2つです。
ウチが毎年受け取る保健証の裏面には『臓器提供の意志の表示』を書くようになっています。
私はここを必ず書きます。
私は、”臓器提供をしたい派”です。
よく「親からもらった大事な体だから~。」と言う話を聞きますが、
私は逆に「親からもらった大事な体だからこそ、なに1つ無駄にしたくない。」と言う考えだからです。
自分が生きている間に存分に使った体だけど、自分が死ぬ時に、もしまだ使える臓器があるのなら、
それをすべて燃やしてしまうなんて、それこそ親不孝だと考えるからです。
まあ考え方は人それぞれなので、これはあくまで私個人の考えですが、
少なくとも私は、ウチの子供達にも、何かしらに臓器提供の意志を表示しておくように言ってあります。
子供たちが小さい頃は、毎年誕生日に臓器提供カードを渡して書かせていました。
大人になった今は、免許証の裏ですね。(モチロン『する』・『しない』は本人の意志です。)
さて、この臓器提供の表示にサインをする場合、同時に家族のサインも必要になります。
私の場合、当然主人に書いてもらうのですが、コレがまた、毎回ひと苦労なんですよ~。
主人は”臓器提供しない派”なので、私の意思表示なのに、サインを嫌がるんですよねえ~。
私 「ねえ、ここにサイン書いてよ。
」
主 「ヤダ。
」
私 「もう、毎回々そんな事言ってえ~。私が臓器提供を希望してるのは知ってるでしょ?
」
主 「あとで。
」
私 「絶対、後でも書かないから、今すぐ書いて!
」
主 「なんでそんなモン書かなアカンのや。
」
私 「え~、だって全部灰になっちゃうなんて、もったいないじゃない。まだ使える物があるなら誰かに使ってもらったほうが良いじゃない。
だいいちさぁ~、骨壺に入れる遺骨って骨の一部だけじゃない。臓器なんて灰になってどっかに行っちゃうんだよ。
ただ消えていくんなら、少しでも誰かの役に経つ方がイイに決まってるじゃない。
」
主 「あーもう、分かった分かった。書けばいいんやろ!
」
ようやく書いてくれた主人。その様子を横で見ながら、ひとり呟いていた私。
私 「でも私、臓器で提供出来る物あるのかなあ?
脳は脳腫瘍の手術受けてるし、心臓も今現在病気抱えててダメだし、タバコも吸ってたから肺もダメだろうし、
腎臓も昔膀胱炎繰り返してたしなあ~。脾臓も叔母が脾臓癌で亡くなってるしね~。
唯一イケそうな角膜も、左目完全ドライアイだから傷だらけだろうしなあ~ (^_^;)」
と、ひとりで ブツブツ言っていたのですが・・・
サインを書き終わって立ち上がった主人が、小さな声でボソリと一言呟いた。
主 「1つも、誰にも渡さないー」
そう呟いたあと、部屋を出ていきました。
私は、ポカンと口を開けていました。そしてジワジワと湧き上がってくる、気持ち・・・
"え、何?今の言葉?どういう意味?
なんかまるで、「お前の物は誰にも渡さない」って言ってるみたいに聞こえたんだけど?
それとも、単なる嫌味で口にした? でもそんな風には見えなかった。
なになに、ちょっと、ドキッ
ってしたんだけどお~~~~ (///∇///)”
☆ もし私が死んだら、主人、私の意志を無視して臓器提供断りそうな気がする・・・
☆ 以前にも臓器提供について記事書いてたわ。⇒ 臓器移植法改正案って・・・
☆ 遺骨の扱いは、関東と関西では違うそうですね。いろんな説があるみたいです。
我が家に新しい国民健康保険証が届きました。
4月から使える保険証ですね。

毎年、新しい保険証が来るたびに、私がする事が、
① 名前や住所や生年月日の確認
② 裏面の記入この2つです。
ウチが毎年受け取る保健証の裏面には『臓器提供の意志の表示』を書くようになっています。
私はここを必ず書きます。

私は、”臓器提供をしたい派”です。
よく「親からもらった大事な体だから~。」と言う話を聞きますが、
私は逆に「親からもらった大事な体だからこそ、なに1つ無駄にしたくない。」と言う考えだからです。
自分が生きている間に存分に使った体だけど、自分が死ぬ時に、もしまだ使える臓器があるのなら、
それをすべて燃やしてしまうなんて、それこそ親不孝だと考えるからです。
まあ考え方は人それぞれなので、これはあくまで私個人の考えですが、
少なくとも私は、ウチの子供達にも、何かしらに臓器提供の意志を表示しておくように言ってあります。
子供たちが小さい頃は、毎年誕生日に臓器提供カードを渡して書かせていました。
大人になった今は、免許証の裏ですね。(モチロン『する』・『しない』は本人の意志です。)
さて、この臓器提供の表示にサインをする場合、同時に家族のサインも必要になります。
私の場合、当然主人に書いてもらうのですが、コレがまた、毎回ひと苦労なんですよ~。
主人は”臓器提供しない派”なので、私の意思表示なのに、サインを嫌がるんですよねえ~。

私 「ねえ、ここにサイン書いてよ。

主 「ヤダ。

私 「もう、毎回々そんな事言ってえ~。私が臓器提供を希望してるのは知ってるでしょ?

主 「あとで。

私 「絶対、後でも書かないから、今すぐ書いて!

主 「なんでそんなモン書かなアカンのや。

私 「え~、だって全部灰になっちゃうなんて、もったいないじゃない。まだ使える物があるなら誰かに使ってもらったほうが良いじゃない。
だいいちさぁ~、骨壺に入れる遺骨って骨の一部だけじゃない。臓器なんて灰になってどっかに行っちゃうんだよ。
ただ消えていくんなら、少しでも誰かの役に経つ方がイイに決まってるじゃない。

主 「あーもう、分かった分かった。書けばいいんやろ!

ようやく書いてくれた主人。その様子を横で見ながら、ひとり呟いていた私。
私 「でも私、臓器で提供出来る物あるのかなあ?

脳は脳腫瘍の手術受けてるし、心臓も今現在病気抱えててダメだし、タバコも吸ってたから肺もダメだろうし、
腎臓も昔膀胱炎繰り返してたしなあ~。脾臓も叔母が脾臓癌で亡くなってるしね~。
唯一イケそうな角膜も、左目完全ドライアイだから傷だらけだろうしなあ~ (^_^;)」
と、ひとりで ブツブツ言っていたのですが・・・
サインを書き終わって立ち上がった主人が、小さな声でボソリと一言呟いた。
主 「1つも、誰にも渡さないー」
そう呟いたあと、部屋を出ていきました。
私は、ポカンと口を開けていました。そしてジワジワと湧き上がってくる、気持ち・・・
"え、何?今の言葉?どういう意味?
なんかまるで、「お前の物は誰にも渡さない」って言ってるみたいに聞こえたんだけど?
それとも、単なる嫌味で口にした? でもそんな風には見えなかった。
なになに、ちょっと、ドキッ

☆ もし私が死んだら、主人、私の意志を無視して臓器提供断りそうな気がする・・・

☆ 以前にも臓器提供について記事書いてたわ。⇒ 臓器移植法改正案って・・・
☆ 遺骨の扱いは、関東と関西では違うそうですね。いろんな説があるみたいです。