先日テレビで放映された映画の中で、一人の老婦人が、主人公のメジャー・リーグ選手があちこちにつばを吐いているのを見かけて、「お行儀が悪いわね、お里が知れますよ」という場面があった。確かに、MLBの選手はベンチの内外で、よくつばを吐く。
厳しいことを、やや柔らかく言っているが、これは人種にも貧富にも関係ない。「家庭教育のありよう」=「お里」なのである。
大韓航空のオーナーの娘は、かつて乗務員のナッツの配り方が悪いと言って、飛び立つ寸前の飛行機を引き返させ、「ナッツ・リターン」「ナッツ姫」として悪名をはせた。ところが、つい最近その妹が、会議中に、気に入らない交渉相手にグラスの水をぶっかけるという暴挙に出て、また話題になった。父親が、例によって、丁寧にお詫びをしていうことには、「教育を間違えた.二人を航空会社のすべての役職を解く」とのこと。えっ、まだ役員をしていたのかと呆れた。
父親の態度は、まだ恐縮しきりで同情のよちがあるが、どうしてこのような父親の元で、こんなにできの悪い娘ができあがるのかと不思議であったが、その秘密が分かった.母親が娘以上に傍若無人、パワハラ人間だったのである。彼女の怒声・罵声は、レコーダーに録音されていたが、わが国の女性国会議員の行為と瓜二つであった。こちらも「お里」が問題になるのかどうかは知らないが……
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