食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『夢追人、兎猟Ⅰ』

2013年07月09日 17時56分58秒 | 趣味

兎は草食動物で多産系。家兎と異なり耳は小さめで色は薄い茶色をしている。

音には敏感で気配は全て耳から吸収しているように見える。兎は鮎のように縄張

りを持っており大体、一山か二山位の広さの中に1羽いる。縄張り内の兎を捕ると

すぐに新しい住民がその縄張りにしてしまう。縄張りに隣接する二羽の兎を捕っ

てしまうとその時点で縄張りの範囲が変わり過去のデ—タは役に立たなくなってし

まう。兎は夜行性で夜に餌を食べたり遊んだりするがその範囲は自分の縄張りの

中に限られる。例外として発情期になると雄兎は雌を求めて自分の縄張りから出

て行く。その兎に当たると犬に追われた兎は自分の縄張りに戻ってから逃げ回る

ので、とんでもない遠くでワンワンとやり出す。

発情期以外の兎はその縄張りの中から出ないので犬に追われるとその中を回る

ので『回す』と言うのは犬が縄張りの中で兎を追いかけること。また、昼間は寝て

いるがその場所を寝屋と呼び犬が寝屋を見つけ兎を起こすことを単に"起こす"と

いう。これは猟全般で使われイノシシ猟でもこの言葉を使う。

猟期前には訓練で色々な所に行き、兎がどういうコースを逃げるのか予め知って

おくとよく捕れる。いつも同じコースを回れば兎は全滅してしまう。寝屋は一定し

ていないし、犬がどういう角度から寝屋に近づくかで逃げるコースも自ずから変わ

ってくる。今日の猟も以前に訓練した所で凡そ察しはつくが上手くいくかどうか。

パピーは毎週の猟で少々バテ気味だが 一丁頑張ってもらうか。

パピーは顔にそんな素振りが見えても山に行けるならと、私以上にやる気満々だ。

杉林の中には椎茸のホダ木が交互に立てかけられ、幾つかは小さな芽を出して

いる。下刈りもちゃんとしてある手入れの行き届いた山である。砂利混じりの急な

斜面にスイッチバックのような道がついている。

山の中腹を越した辺りがよく寝ている所だ。低い木が茂り割と日当たりのいい場所

で周りはどちらの方向へも逃げることができそうだ。椎茸のホダ木が途切れ草やら

低木が見え、食み跡がある。新しいものだから、ここの兎も健在と見える。

私はこの場所で兎を待つことにした。パピーは上に上に臭いを取りながら上がっ

て行く。相当、強い臭いに当たったのだろう。普段は寝屋でいきなり吠え出すのに

ワンと吠えた。それは目前に兎の寝屋があることを意味していた。

ワン、ワンと追跡が始まった。兎の足は速いのでパピーがいくら頑張っても追い着

くことはないだろうが臭いさえ確実に追えばスタミナのある方が勝つ。兎は逃げて

は休み、逃げては休むが犬はずーっと追いっ放しになる。


『ノートPCをSSDに装換Ⅲ』

2013年07月09日 17時46分20秒 | 日記

 慌てる乞食は貰いが少ない

HDD--àSSDの必需品USB-SATA変換ケーブルの紹介記事を参考にしたので、こ

うした接続はこの方法が唯一のものと思い込んでいた。サンワサプライの製品でUS

B-CVIDE3を調べてみると2000円~4000円と同じ品物なのに値幅が広い。そして記

事では外したHDDを収納するケースも一緒に紹介していたが取り敢えず必要なケ

ーブルだけを注文した。

大山鳴動・・・・の結果、SSDへの移行を終えHDDの外部ケースについて再度、調査

してみるとケースにSATA-USB変換機能付きのものを発見した。

しかも値段は980円也。

2000円もした変換ケーブルは外部電源付で安定した電源が確保できるから、きっと

それなりの良さがあるに違いないと、思いたかった。いずれにしてもケースは必要だ

からと980円也君を注文し使ってみると、問題なく動作するではないか。ケーブルに

はUSB端子が2本あり内1本は電源、別のUSBを接続用として使うようになっている。

何も高価な変換ケーブルを買わなくても980円也君を早くに見つけていればと・・・・

『慌てる乞食は貰いが少ない』を実感。

ただ一つだけ、アルミボディーに密封されたような収納になっており、熱の影響を考

慮された設計になっていると思うが、この点のみ心配ごとだ。

 

                     HDDを収納しPCに接続した980円也君

   ピンボケだ゛がHDDをコネクターに接続した980円也君


リンク