はてなブログに「縄文ノート160 『日本中央部縄文遺跡群』の世界遺産登録へ向けて」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
「日本中央部縄文遺跡群」は、採集栽培・漁労・狩猟の土器鍋食による、豊かで平和な1万数千年の妻問夫招婚による霊(ひ)信仰の母系制定住社会を示しており、その文化は現代まで色濃く引き継がれています。
この「日本中央部縄文遺跡群」は世界の新石器時代(土器時代)の全世界の文明・文化の解明に寄与するとともに、持続的発展可能な平和な世界に向けての「顕著な普遍的価値」を示す世界遺産であり、登録運動を提案しています。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産は、登録基準の「ⅲ 文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証」「ⅴ 伝統的居住形態、土地利用、環境共生の顕著な見本先進的な取り組みとして高く評価されるもの」を満たしていますが、縄文土器や女神像にみられる「ⅰ 人間の創造的才能を表す傑作」や、神名火山(神那霊山)信仰や御柱祭、縄文体験活動などに見られる「ⅵ 顕著な普遍的価値を有する行事、生きた伝統、思想、信仰、文学的作品」については満たしておらず、「ⅲ」「ⅴ」と合わせて新たに総合的な縄文文化・文明遺産としての登録が求められます。
本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、今後、八百万神の霊(ひ)信仰の世界遺産登録申請を検討にするにあたり、参考にしていただければと思います。 雛元昌弘
□参考□
<本>
・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)
2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
ヒナフキンの古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
ヒナフキンの邪馬台国ノート http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/
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