そこから何を学ぶのか

連休は、ジナンの野球チームの試合三昧でした。

中学の野球チームは、人数が多いので、Ａ、Ｂ、Ｃと３つのチームがあります。
ジナンたち2年生はＢチームです。
そして、今回の公式戦は、抽選の結果、強豪揃いのブロックとなり
１勝すら難しい、というトホホな幕開けとなりました。

そんな感じで幕を開けた公式戦。
ジナンたちＢチームには、ピッチャーが出来るコが１人しかおらず
もう何人かピッチャーを育てなければなりません。

身の程知らずなジナンが名乗りを挙げたのですが、去年、ボコボコにされ
それ以降の技術が上がらず、それ以来、マウンドにあがることがありません

今回は、その次に名乗りをあげたＡくんが、マウンドに立ちました。
相手は、優勝候補の超強豪チーム。
監督は２回までをＡくんに投げさせようと考えていました。
チームの監督は、自力で３アウト取るまで、ベンチに帰らせてくれません。
去年、ジナンはそれで10何点か取られて、イタイ目を見ました
（あの、悪夢な光景は、もう、思い出したくない・・・）

1回目は数点を取られながらも、ベンチに戻ってこられたＡくん。
しかし、2回目のマウンドには彼にとってキビシイものとなりました。
フォアボールを連発、押し出しを繰り返したと思ったら、満塁ホームランで
走者一掃。
を繰り返すこと、数回・・・
たまに凡打で、アウトが取れると思っても、負の連鎖とは恐ろしい
フライは取りこぼすわ、ゴロはトンネルするわ、味方の援護どころか、エラーだらけで
アウトがなかなか取れません。
2回はなんと1時間10分も続き、打者5巡
結果、2回コールド、0　-　31
野球の試合とは思えない、結果となりました。
公式戦始まって以来の結果だそうです

公言通り、３アウトを取るまで、ピッチャーを変えなかった監督もすごいですが
その状況で、マウンドを降りたい、と嘆くこともなく、淡々と投げたＡくんもすごいです。

さて、彼らは、この試合で何を得たのでしょうか？
それは、これからの彼らの試合で分かることでしょう。
これからに期待したいと思いマス。

いやぁ～。凄い試合だったなぁ・・・。








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