生意気な客

コナンもジナンも「髪が伸びてきたから、散髪に行きたい」というので
床屋さんへ連れて行きました。

幼児の頃のコナンは、落ち着きないのはもちろん、髪を切ろうとすると暴れるので、
家庭用電気バリカンで刈ったり、ハサミでカットしたり、とワタクシがやっていました。
でも、成長するに連れ、髪の量も多くなってきて、素人には難しくなってきたのと、
コナンが椅子に座っていられるようになったので、年長くらいから、床屋さんに行くようになりました。

男の子の髪型って、どうオーダーしたら良いか分からなくって、いつも
「テキトーにお願いします」と言って、床屋さんを石にさせる
いい加減なハハです

この床屋さん通い、何気に、ワタクシがいたたまれなくなる時間でもあります

マイペースな人・コナンと、自由な人・ジナンがいつでも、どこでも、
自分のペースだからです。

髪を切られながら、「おじさんに問題」と言って、
床屋のおっちゃんに算数の問題を出します。
おっちゃん、カットに専念してはんねんから、考え事させるの、やめなさいよと思うハハ。
これがまた、何を言っているのかよく分からないコナンの出題で、なかなか
答えにくい問題なんですよ
で、おっちゃんが答えを間違えたり、答えられなかったりすると、
「ブブーッ×　ハズレ～　おじさん、常識ないんちゃうん？」
とコナンが言ったかと思えば、
「こんなのも、答えられへんの」
と突っ込むジナン
（ジナンに至っては、「アンタも答えられへんやろっ」と突っ込みたいんですが・・・（笑））
苦笑いしているおっちゃん、その後ろで、顔をひきつらせているワタクシ

まだ、小学生のうちは苦笑いで済むかもしれへんけれど、中学生、高校生となったら
笑ってはすまされへ～ん

コナンの場合、成長と共に、場の空気を読めるようになるか、と言うと、
そうはならない可能性の方が高いので、つまり生意気な客になりかねないのです

どうしたもんか　と思うハハを余所に、帰り際にアメ玉をもらって
小躍りしながら、店を出て行く、コナン＆ジナン。

あんたら、のん気でえぇなぁ・・・

そして、帰り道は「他人さまに言っては失礼になるコトバ」をレクチャーするハハでございました・・・








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