さあ、始まりました。シギ・チドリの南への渡りが。すでに先発は2週間前に姿を見せ
ていましたが、群れになってやってきました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
◆ トウネンの群れ、第一弾。 ◆
トウネンの群れが70羽ほど。砂浜の海岸に降りて休んでいました。砂利の色に紛れ
保護色になっているので、飛ぶまでわかりません。意識して海岸を探さないと発見し
にくいのがトウネンです。
シベリア北東部やアラスカ北西部、北極海に面したツンドラ地帯で繁殖するトウネン。
短期間で繁殖し、他のシギ・チドリの仲間より早く渡りを始めます。秋は春より多くの
個体が野付半島では見ることができます。
シギの仲間では小型の種です。これから1000羽、2000羽が群れになり潮の引いた干潟に
集まっています。小型なので数が多くても目立ちませんが、じっくり見るとたくさんの
トウネンがいます。
まだ、赤さび色の繁殖羽色をしています。スズメほどの大きさなのに翼を広げると大きく
見えます。翼が細長く、スピードが速いので確認するのが大変です。