ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

お笑いは西高東低か?

2021-04-21 11:45:44 | 演芸

関西の若手芸人が

「無名の頃は舞台に上がっても誰も見てへん。みんなプログラムを読んでるからこっちから見ると全員が頭下げとる。お客さんの顔が見えへん、頭ばかり」

と言っていた。

少し知名度も上がり面白そうだとなると顔を上げ始めると言うからまあ厳しくも有難いメーターであるなあ。

関西の小屋は知らないが関東の寄席は全く違いひたすら優しい。

優し過ぎて芸人には毒だと思える事も多々ある。

以前述べた蕎麦を食べるしぐさでいちいち拍手をするなと言いたい。

それは咄家の芸じゃない。そこで盛大に拍手をする事は芸人にとって毒なのだ。当人の為にならないよ。

寄席芸人にも色々あるが芸無し芸人は見ていても辛い。

それが可哀そうで面白くもないのに拍手を送るのは逆効果だ。

つまらない芸の一つに山手線の駅名を並べ立てるやつがある。

これは昔からあるいわば関東芸人の得意とする所だがはっきり言って駄目!

上野から始まって外回りを一周、そこで拍手をねだり続きが内回り一週だ。

もう極めてつまらない!!

大阪だったら許されないネタだ。

玉川スミさんの温泉尽くしも酷かったけどね。

客が暖かいのはいいが芸人に毒になってはいかんよ。


真打昇進 桂宮治 笑点活性化?

2021-02-25 11:56:41 | 演芸

現在桂宮路の真打昇進披露中で毎日ユーチューブで見ているけど楽しい。

昨年の伯山TVも面白かったなあ。

こういう元気な人達が業界も盛り上げる訳で三平やこぶ平じゃねえ…

宮路にしても小痴楽にしても花がある。

これは天性のもので財産だ。

文治さんが口上で述べたように本来はもっと早く真打になるべきだったの件は素晴らしかった。

しかし昇進を認めなかったのが歌丸前会長だったとは…

ある意味爆弾発言だよなあ。

 

 


吉本興業バイト代まで取り上げる?

2021-01-25 11:34:21 | 演芸

或るサイトを見ていたら吉元所属の芸人が話していた。

彼はゲーマーで大会で何度も優勝をする実力者。

過去に9連覇している大会があって優勝賞金はトータルで1500万円とか。

でっ自身の懐に入ったのは25万円程度!!!

直近の大会で優勝した時は賞金が150万円だったので30万円位は入金が有るかとワクワクして確認したが…

「8000円でした」

流石に訳が分からず担当者にこれは一体何の金額かと訊くと

「会場までの交通費や」

っという事は優勝賞金の150万円をそっくり吉本が強奪した訳か。

いやあ聞きしに勝る吉本の悪辣ぶりよのお。

誰か般若の面を被って”スポポンスポポン”と重役共の宴席に乗り込んで取り巻き連中と共にぶった切って欲しいなあ。

いやあ、酷すぎるがゲーマーは

「いえ、吉本さんにいるだけでいいんです」

どうした?洗脳か?それとも薬物か?

 


ポンコツ芸人大集合!その2

2021-01-04 13:08:25 | 演芸

昨日のNHK東西寄席、終盤には中川家と爆笑問題がネタ披露。

その後が最高潮になるとは誰が予想しただろうか。

出てきたのは堺すすむ。

先ず歩き方がかなり危なっかしい、御年78歳だから仕方がないが。

超ベテランの安定した”なんでかフラメンコ”が始まったと思ったら何か変だ。

無観客のスタジオの空気が彼をおかしな方へと導く。

「牛が風邪をひいて寝てたの」

で始まる定番ネタ。

「なんで寝込んでいたの?な~んでか、それはね」

と続くはずが

「風邪、そう風邪ね…」

本来ここは”盲腸?”とやるのだが何故か最初に”風邪”と言ってしまったのである。

それを聞いて私は”何時ものネタでマンネリだし何かひねりを効かせるのか?”

っと見入ったが…

単なる間違いで本人もどうしていいやら解らずグダグダに。

よく最後まで行けたと誰もが思っただろうなあ。

そしてトリは大木こだまひびきなのだがこれまたとんでもない事に。

最後から二番目のボケで

「歩きすぎて凄く疲れたんや」

「ああ、足が棒になるっちゅうやつやな?」

「足が棒になるかい!」

恐らくこんな流れの筈だったろうがひびきが

「足が、足?あっ、犬が棒になるっちゅうやつか」

こだまの呆れかえった顔が凄かった。そしてすかさず

「犬が棒になるかい!20万で買うたうちのマルチーズ何処で棒になったんや!アホか!!!」

もう爆笑!!

最後のネタも飛ぶし本当にテレビの前で

”往生しまっせぇ!!”