ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

最高に美味い袋麺は!

2020-10-31 15:35:29 | グルメ

マルタイ食品で一番好きだったのは「味のマルタイエビ味ラーメン」

これは自分史上最高に美味い袋麺だった。

しかし僅か数年で販売中止となる。

理由は全く不明、凄くいい出来だったのになあ、今でも復活を願ってやまない。

マルタイと言えば屋台ラーメンと棒ラーメンが代表だろうが地味な所では「これだ」がある。

九州のメーカーなのに何故か醤油味で超シンプル。

昔は三袋90円で売っていた少し安めの袋麺だった。

それが何故今も売っているのか不思議だ。

特に美味しい訳では無いから尚更不思議なのだ。

「エビ味ラーメン」の方が絶対に美味しいのになあ…

少し前まで検索しても全く情報が無かった…と思ったらなんと新商品を出しているじゃないかマルタイ!!

何だ?「長崎えびだし塩」

カップラーメンか、塩?いやエビ味ラーメンって塩だったか?

いやいやこれは解らない、食べてみないと解らない。

どうする?注文するか??

っと思ったら

期間限定販売だった…しくしく。

 

 


民宿の生卵でぎゃあああ!

2020-10-31 11:08:24 | グルメ

ヒ素カレー事件があった時だからもう22年前の話。

取材で福島県の山間地を訪れていた。

泊まったのは宿場で有名な観光地の民宿。

広間で食べる朝ご飯はシンプル極まりないもの、それでいい。

各自に配られた卵を手に取りパカンと器に割入れた。

ん??

ん???

ん????

黄身が無い…白身もないな…

これは生卵だよな、何故黄身も白身もないんだろう??

ああ、誰かがかき混ぜてくれたんだ。

そういうサービスなんだ、きっと小人さんが卵の中でカチャカチャとかき混ぜてくれたに違いない。

そんあ訳あるかい!!

何時の卵だよこれ、夏の盛りに常温で放置されて何週間経つんだよ!!

こんな物食べて大丈夫なのか??

食べた。

取り敢えず何ともなかった。

しかし

こんな卵が出てきたら迷わず止めた方がいい。

同じ媒体で仕事をしていたカメラマンは四国方面で似た状態の卵に遭遇し食べた。

それから飛行場へ向かう途中で体調が急変。

酷い吐き下しと下痢で帰れなくなったのだ。

その時一緒にいたライターは小人さんがかき混ぜた卵を見て遠ざけ事なきを得ている。

兎に角、小人さんの卵は危険だからね、注意してね!


美味しい乾麺はこれだ!

2020-10-30 13:27:04 | グルメ

先日述べたように小麦は地域の大切な穀物。

これが個性的な食材となって名産品と認識される。

そうめんならば美和そうめんや播州そうめん、うどんなら五島うどんや稲庭うどんだ。

生産者組合方式で販売されている場合もあってこれで一定の品質を保っている。

勿論組合には加盟せず安かろう悪かろうを100円ショップに卸す業者もいてこれには産地が憤慨している。

是非本物の美味しさを味わって貰いたいと願うばかりだ。

稲庭うどんは高級品なので常に買い求めるのは困難。

秋田県に行くと切り落としがあってこれが凄くリーズナブルで美味しい。

しかしなあ、桐箱入りの品には正直って疑問を感じる。

うどんを桐箱に入れる必要があるのかねえ。

金持ちの進物用なんだろうけど。

その点五島うどんは何処までも庶民向けで嬉しい。

あご出汁との相性が抜群で小葱乗せのわかめ入れ、天婦羅付きなんて最高に美味すぎて!!

あっ、この時に柚子胡椒を入れる事をお勧めする。

美味さ4倍増しだから。

乾麺には生麺とは全く違う美味さがあるのだがそこに気が付いていない人が多い。

一押しは五島うどん、GOTOうどん!!

 

 


君は金ちゃんヌードルを知っているか?

2020-10-29 12:01:53 | グルメ

今はお取り寄せで各地から様々な食品を手に入れる事が出来る。

昔は勿論違う。

だからこそ地域差があった。これがスタンダードだと思っていたのが実は超ローカル、そんな経験を長じてするのであるな。

よく言われるのがうどんだ。

西日本の人間にとってはうどん出汁は半透明の澄んだもの。

それが上京して初めて富士そばへ入った時の驚きと恐怖、何だこれは!!真っ黒のイカ墨出汁か??うどんが黒く見えるぞ!!

強烈な異文化体験をまさか立ち食いでするとは思わないからねえ。

関東と関西のウナギの捌き方の相違ってのもあるがウナギなんて食べないから単なるうんちくショーのたわ言だ。

やっぱり庶民は麺類だよ。

本来地域性が出るのは粉もんなんだ。

何故そうなるのかというと小麦は各地で作られる。その小麦を粉にする専門の店が各地にはあった。

それが製粉所だ。小さな店が殆どで近所の人が小麦を持ち込む。製粉した1割か2割をその店が手間賃としてもらいそれを他へ売る。

そんな地域経済が成り立っていたんだねえ。

勿論今はほぼ無くなった商売であるよ。

この製粉所が大きくなったのが各地の製麺所となる。

九州ならはがくれ、五木、そしてマルタイ、マルタイは九州最大のメーカーである。

関西ではやはり徳島製粉で、有名な商品は金ちゃんヌードルだ。

カップヌードルと違いプラスチック製の容器が何となく怪しかった。

味はオーソドックスな醤油で関西のみならず中国地方にも広く出回っていたのである。