耳が良い。
良すぎるくらいだなあ。
かさりという僅かな音も遠くの音もほぼ聞こえる。
爺なんだけどね。
困るのは宿なんだ。
時計の秒針音が五月蠅くて何時も外してクローゼットにしまう。
ホテルならいいけど困るのは田舎の民宿の柱時計。
あの時報が酷いのよ。
ぼーん、ぼーんと一晩中鳴るからね。
奈良県山中の宿では部屋の真下に食堂があってそこでぼーん、ぼーん。
午前零時に12回鳴りその後は一回、二回、三回、四回、五回、六回で朝だよ。
全部数えているからね、かなわん！
せめて夜は無音にして欲しいなあ、耳の良い爺としては。
クーポンがあったから近所のサンドラッグへ買い物に。
薬を買ったけどクーポンが無ければアマゾンの方が安いじゃないか！！
送料無料で届くのに店より安い、どういう仕組みなんだろう？？
これじゃあ個人経営の店は立ち行かないよねえ。
小さな商売が成り立たないから結局多くの人はバイトで生きるしかない。
便利になると何処かでバッサリと切り捨てられる部分も出る訳だなあ。
ささやかに商って可もなく不可もなく生きる事が難しい世の中。
知らない弁護士から封書が来た。
開けて見ると破産した枻出版社の弁護士からだった。
一回目は債権額が確定したと言うお知らせ。
30万円程の額ですというただそれだけ。
過去の例で言えばそこからびた一文入らないから諦めの境地だねえ。
数日前に再び封書が届く。
今度は少し違う。
債権放棄のお願いである。
10万円は直ぐに払うからそれ以上の額は放棄してくれと。
同意しなくても10万円は払う、残りは弁済する気持ちはある。
気持ちはあるけど払えないよねえ、多分。
さてどうするか？？
10万円直ぐに貰って残りを諦めるか？？
微妙な所だねえ。
女子プロ野球のHPはほぼ一年間更新が途絶えている。
昨年予想したようにコロナ過でそのままフェードアウトかなあ。
年間10億円突っ込んで計百億円以上投資したが結局上手く行かなかった。
昔々、女子プロ野球は僅かに開催されたがやはり立ち消えたねえ。
プロとしての実力不足は今も昔も変わらない。
それとは別にわかさ生活のやり方にも問題が有ったのではないかなあ。
いきなり頂点のプロ部門をわかさが作りその下に全てのアマが参集する計画。
アマにはアマの歴史があり繋がりがあるのにいきなりその上のポンとわかさは君臨しようとした。
だから他のアマ団体とは良好な関係が築けていないのだろう。
完全にわかさとは別の機構で社長も口を出さなければ話も変わったはず。
プロスポーツ運営に何ら実績のない企業と社長が素人感覚のみで突っ走るからねえ。
社長が可愛いと判断した選手に女子高生の格好をさせるってのはセクハラだよなあ。
本当に黒子に徹してアマにも顔の利く人に運営を任せていれば状況は違ったかもしれない。
それでもプロではなくセミプロだろうねえ。
男なら一度はプロ野球の監督になりたいと思う（私は思わないが）それが男の夢らしい。
そこを飛び越してリーグのオーナーを目指したのが今回の最大の問題点。
口を出すどころか王様になってしまったんだからなあ。
そりゃあアマは誰も着いて来ないよ。
今は殆ど見なくなったが昔は町中に卓球場があった。
倉庫の二階に卓球台が十台ほど置いてあって時間貸しをする。
基本的には安いが勿論市営のスポーツセンターならタダだから比べると高いかな。
とは言え卓球は気軽に遊べるからスポセンでは人気があって借りられない事も多かった。
そこで友達と小遣いを出し合って近所の卓球場へと行ったんだよね。
天井は低いからよくあたる。
周りも狭いけどそれでも十分に楽しめたよ。
好き勝手に遊べるのは子供には良かったなあ。
あれが口うるさいコーチが横にいて何だかんだと言われたら嫌になるからねえ。
最初は遊びでそこから競技スポーツに向かうかどうかは個人の判断。
闇雲に厳しくするのは弊害も多いから慎重にね。
と言う訳で一番面白いのは温泉卓球かね、やっぱり。
