繋がれたままの犬は外飼いが多いが稀に家の中でも不幸な犬もいる。
小学生の頃、同級生の家でスピッツを飼った。
当時のスピッツは大変な人気犬種である。
以前書いた水犬の資格充分な犬種でもあった。
まあしかし当時のスピッツは見た目可愛いが五月蠅い、五月蠅い。
もうキャンキャンキャンキャンキャン、五月蠅い。
余りの五月蠅さに人気は一気に凋落して見る事も難しい位に少なくなる。
今のスピッツはそんなキャンキャン遺伝子が殆ど無くまあ大人しいよ。
友達の家は旅館だったが廃業してキャバレーを始めた。
まさに水犬にはぴったりの家庭になったのである。
子犬の時はまあまあ可愛がられたが何せ五月蠅い。
大きくなると玄関土間に繋がれたままとなった。
誰も世話をしない。
母親は昼間寝ているし父親はいないし子供は学校。
もう玄関は糞尿の臭いで充満する空間となった。
汚れまくってキャンキャンキャンキャン鳴き騒ぐスピッツは可哀そうだった。
最後まで飼ったのかなああの家は。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます