高原野菜で有名な長野県のある集落の出来事だ。
ここは億単位の収入を誇る農家が多く、仕事の無い冬場はビジネスクラスで海外旅行三昧という金満地区でもある。
外国人労働者に頼る農業になって久しい。
以前はインドネシアやフィリピンからの出稼ぎが多かったが近年は中国人が主流だ。
勿論技能実習生である。
数年前、こんな事があった。
地区での秋祭りの時だ。農作業は休みで朝から集落は賑わっていた。
酒や食べ物がふるまわれそれは中国人にも同様である。
そのうち酔っぱらった中国人があちこちで喧嘩をはじめ騒然となる。
更に祭りで誰もいなくなった家に上がり込み空き巣を働く中国人まで出た。
一連の騒動は警察沙汰にせず集落は沈黙する。
そして翌年、祭りの前日に中国人を全てバスに乗せて町の施設へと送り込み隔離した。
こうして祭りは何時ものように無事に終了したのである。
折角の祭りに何時も働いている中国人も参加させたらお互いが不信感を持つ結果となった。
何とも困ったものである。
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