一時期雨後の筍の如く地ビール工場が出来た。
地域振興策も絡んで凄い増え方だったが”高い、不味い、少ない”のビンゴ状態が多かった。
あちこちで飲んだけど二度目は無いなと。
それでかなり淘汰されたと思う。
クラフトマンの情熱がまだ日本に足りない時代だったんだ。
今は違うねえ、地域振興ではなく自分が納得したビールを世に問う志が溢れている。
全てが上質では無かろうが美味しいビールが増えたのは事実だ。
初めてクラフトビールを飲んだのはもう33年程前の事。
当時夏の西オーストラリアの浜辺をふらつき写真を撮っていた。
よく行ったのがフリーマントルでそこのフードコートでタイカレーとトムヤムクンを食べるのが定番。
その後バーに寄ってビールを頼む。
当時は地ビールやクラフトビールなんて呼び名は無くただタップのビールとして飲んでいた。
4種類くらいあったかなあ。
レッドバックビアというのが名称でカップにもコースターにも背中の赤いクモの絵が描いてある。
後々考えるとこれはセアカゴケグモなんだよねえ。
日本中が大騒ぎなったあのクモがレッドバック!!
少し粉っぽい感じで美味かった。
レモンの輪切りがグラスに添えられていたなあ。
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