#わくらばに……★☆ わくらばに 人も訪ひ來ぬ 山里は梢に蝉の 聲ばかりして: 良寛 : 歌意:たまにしか人が訪れて来ない山里は木々の梢に蝉の声ばかりしている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #良寛歌集 より■□■
#わくらばに……★☆ わくらばに 訪ふ人も なき我が宿は 夏木立のみ 生ひしげりつつ: 良寛 : 歌意:まれにしか訪れる人もいない私の家は夏木立ばかりにぎやかに生い茂っている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #良寛歌集 より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ~
わくらばに ひともとひきぬ やまさとは こずえにせみの こえばかりして
わくらばに おとなふひとも なきわがやは なつこだちのみ おひしげりつつ
夏休みも終わりやなぁ~。
夏休みにおじいちゃん、おばあちゃんの家で楽しく遊んで、みんなが帰った後みたいな感じの歌やろ。
みなさん、お元気?
そうね、大勢の人でにぎやかだったのに、今は夏草と蝉の声だけって感じね。
わくらば=はちょっと難しくって「邂逅」こんな漢字を書いて、今の読み方は(かいこう)って読むのよ。
でも、古くは(わくらば)とも読むのよ。
意味としてはまれに、たまたま、偶然の巡り合うさまなどの意味よ。
邂逅(わくらば)は万葉集の柿本人麻呂が「わくらばに 人とはあるを(たまたま人としてあるものを)」と使っているわね。
へぇ~、難しい言葉や。
ウチはなんにしても、来年の夏休みも、おじいちゃん、おばあちゃんの家で夏休み楽しみたいわ。
おじいちゃん!おばあちゃん!来年も行くさかい、待ってってやぁ~!
フフフ、どうやらマナちゃんは楽しい夏休みを過ごしたのね。