#紅葉はよるの……★☆ 見る人も なくてちりぬる おく山の 紅葉はよるの にしきなりけり: 紀貫之 : 歌意:見る人もいなくて散ってしまう奥山の紅葉は誰も知らない夜の錦の衣のようだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #古今和歌集 第五巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
みなさん、お元気ですか?
わぁ~、カナ女さん、久しぶりぃ!
ほんと!マナちゃん。
久々にマナちゃんとおしゃべりしたくなったゎ。
カナ女さんがウチと一緒におしゃべりしてくれたら、ウチはものすごく心強いゎwww
この歌の意味の「夜の錦の衣のよう」っていうのがようわからんかってん。
これはね、司馬遷が書いた『史記』の中の項羽の言葉で「富貴不歸故鄉、如衣繡夜行、誰知之者」という一説を歌の中に詠んだものやよ。
??? ちんぷんかんぷんやわ。
つまり、成功して故郷に帰ってその姿を見せないのは、錦の服を着て、真っ暗な夜道を歩くようなもの。誰も、気づかない。という意味。
真っ暗な夜に豪華な衣装を着て道を歩いても誰も気づいてくれない甲斐のないことをしてるという意味やね。
そう言えば、せっかくきれいに紅葉した木々も見てくれて褒めてくれる人がいないと甲斐がないわ。
紅葉も、他のそれぞれの花も、鳥も、空も、自然も季節に応じてきれいに見えるときは褒めたらなあかんのやね。
ウチもみんなにほめてもろたらできる子や!
これからも頑張るでぇ~。
だからちょっとくらいの失敗は大目に見てや。
フフフ、こっそり自分を売り込んだわね。
私もこうしてちょくちょくおしゃべりに参加させてもらいます。
みなさん、どうぞよろしくね。
#木末あまねく……★☆ 時雨の雨 間なくし降れば 御笠山 木末あまねく 色づきにけり: 大伴稲公 : 歌意:時雨がしきりなく降るので三笠山は、梢がすべてすっかり色づいたことだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第八巻より■□■
紅葉もそろそろ色づいてくる季節やなぁ。
読み方やでぇ
しぐれのあめ まなくしふれば みかさやま こぬれあまねく いろづきにけり
時雨の雨は秋から冬にかけて降ったり止んだりする冷たい小雨のことやで。
これでどんどん気温が下がって木々が染まってくるんやで。
まなくしふればは絶え間なく降ったらや。
木末あまねくは梢に行きわたってるちゅうことや。
紅葉のきれいな季節やな。